通常のナポリタンスパゲッティと少し違うイタリアンスパゲッティというメニューが名古屋にはあります。特徴は、(1)熱く焼けた鉄板に乗って出てくること、(2)鉄板の上に溶き卵が流してあり、そのうえにスパテッティが乗っていることです。
このイタリアンスパゲッティを初めて考案したのは、名古屋の車道にある喫茶ユキのご主人・丹羽清さんです。丹羽さんは、昭和30年代後半にイタリアに旅行してスパゲッティを食べた時に、皿に盛られていたのですぐに冷めてしまったけれど、次の日に鉄板に盛られたステーキを食べたらいつまでも冷めなかった。それで、スパゲッティを鉄板に盛り付けることを思いついたそうです。
喫茶ユキは昭和の雰囲気が漂うお店で、接客の丁寧さには毎回感動します。
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