石垣島の島野菜カフェ リハロウビーチで行われた「やなわらBAR Vol.19”石垣島”」に行って来ました。
日が暮れて、開演時間が近づいてきます。
2人は「故郷でライブをするならぜひこの会場で」とかねてより願っていて、やっと念願が叶った形になりました。真栄里の浜を背にするようにセットされたステージで、2人の歌声が夜の海に響きわたり、とても贅沢なライブとなりました。
ライブ全体を通して、島ならでは「ゆるさ」と、ピーンと張り詰めた高い芸術性が共存していて、特に後半の曲では２人の並々ならぬ気合が感じられました。「アヴェ・マリヤ」は、石垣さんのソロ活動中のライブ「いしがきの日」で好評を博した曲ですが、今まではキーボードやバイオリンのサポートで歌っていました。でも、4月の「飛鳥Ⅱ」のライブでは東里さんのギター一本で歌おうということになって、今回はギターバージョンの初披露となりました。東里さんはクラシックギターを思われるような超絶的技巧を駆使して、情感豊かに曲を盛り上げました。
「じいちゃんとギター」は、じいちゃんが暮らしているこの石垣島で歌うのがふさわしい曲だと思います。できるだけ早くCDに入れてリリースしてほしいです。平和への想いは、最後の曲「平和の歌」でさらに高まります。この曲は、アルバム「ゆくい歌」の10曲目に収録されていますが、２人によると「テーマが大きいので、ライブではなかなか歌い辛かった」そうです。でも、この曲に込められたメッセージには普遍性があるので、ぜひもっと積極的に歌ってほしいと思います。
【セットリスト】
- 月ぬ美しゃ
- てぃんさぐぬ花
- サンゴの道
- 青い宝
- 蘇州夜曲
- 涙そうそう（観客参加）
- 島人ぬ宝（観客参加）
- 海の声
- アヴェ・マリヤ
- じいちゃんとギター
- （アンコール）いちごいちえ
- （アンコール）平和の歌
【トークコーナー】
ライブの後は、高橋マシさんの司会で「やなわらBAR」恒例のトークコーナーになりました。質問を書いた紙を事前にスタッフが回収していますが、ラッキーにも私の質問が採用されて読み上げられました。２）の質問です。
１）2人が初めて会った時はどんな感じでしたか？
石垣：小さい頃に東里さんのお母さんがしている美容室で東里さんを見かけたのが最初。刈り上げだったので、男の子か女の子か分からなかった（東里さんはこの時のことを覚えていないそうです）。
東里：中学1年の時に通学路の坂道の信号のところで、石垣さんが話しかけてきたのが最初（この時のことを石垣さんはよく覚えていないそうです）。
2人は中学2年の時に同じクラスになり、一緒にカラオケに行ったりするようになったそうです。
２）2人が初めてハモった曲は何ですか？（私が書いた質問）
「はとむぎ 玄米 月見草 爽健美茶～♪」の爽健美茶のCMソング。「爽健美茶〜♪」の部分のハモリが、同級生にとても好評だったそうです。
３）島に帰ったらすることは何ですか？
東里：おばあちゃんに「いなむるち」を作ってもらって食べます。本来はお祝いの時の料理ですが、お祝いでなくても作ってもらうそうです。
石垣：御墓参り。石垣島の人にとって、お墓は怖い場所ではなく、お墓の上に登ったりもするそうです。そういえば、ブログかTwitterかで、石垣さんがお墓の上に登っている写真を見たことがあります。
４）石垣島の料理でオオスメのメニューは？
東里さんが回答に悩んでいると、司会の高橋マシさんが「山羊汁」は？と話題を提供しました。「山羊汁」は地元でも好き嫌いが別れるそうです。「牛汁」のほうが好き嫌いが少ないだろういうことになりました。八重山そばではグランプリを取った「平良商店」の名前が出ました。石垣さんからは「焼肉やまもと」と「ひとし」が出ました。どちらも超人気店なので、かなり前から予約が必要です。高橋マシさんからは「メンガテー」が出ました。最近、「やっぱりステーキ」というお店もできたそうです。
５）やってみたいことは？
石垣：歌以外はあまり好きになれない。
東里：痩せてみたい。
【告知】
「ややや！やな祭り」は、8月11日（土）に東京都内の会場であります。
【おまけの画像】
リハーサル中の2人は真剣そのもの。
とてもスパイシーでおいしいタコライス。お米は古代黒米です。
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