過去の大震災についてWikipediaで調べてみました。
明治三陸地震(1896年6月15日)
震源地:岩手県釜石市の東方沖200km
マグニチュード:8.2〜8.5
死者行方不明者:2万1,959名
震度は2〜3程度で地震による直接の被害はほとんどなかったが、約30分後に10m以上の津波が三陸海岸に押し寄せた。綾里湾の奥では、日本の本州では観測史上最大の波高38.2mを記録した。
関東大震災(1923年9月1日)
震源地:神奈川県相模湾北西沖80km
マグニチュード:7.9
死者行方不明者:14万2,800名
昼食時間帯の人口密集地を地震が襲ったため、約45万戸が焼失した。Wikipediaの影響(民衆の混乱や事件など)の箇所を見ると、地震後に差別的な内容のデマが流れて大きな混乱が生じている。大正という時代の雰囲気が伝わってきて、今のほうが断然いい世の中になっていると思う。
昭和三陸地震(1933年3月3日)
震源地:岩手県釜石市の東方沖約 200 km
マグニチュード:8.1
死者行方不明者:3,064名
震度5の強い揺れを記録したが、その後に到来した津波による被害のほうが甚大であった。被害が特にひどく更地同然になった田老村(現宮古市)では、津波の教訓をもとに、その後高さ10mの巨大防潮堤が建設された。しかし、今回の東北地方関東大震災の津波はその防潮堤をも越えた。
阪神・淡路大震災(1995年1月17日)
震源地:淡路島北部沖の明石海峡
マグニチュード:7.3
死者行方不明者:6,436名
いまだ記憶に新しい大震災。死者の80%の約5,000人は、倒壊した家屋の下敷きになって即死したとみられている。
アメリカの二大政党
アメリカ大統領選挙が明日行われます。共和党候補・マケイン上院議員と民主党候補・オバマ上院議員の一騎打ちです。
ところで、共和党と民主党って、どこがどう違うのでしょうか?
以下は、ウィキペディアの内容を要約したものです。
◎共和党
新保守主義の立場を取る中道右派政党。
大企業や財界、軍需産業、キリスト教右派、
アメリカ中南部の富裕層の保守的な白人層を代弁する政党
基本政策として、対外的には、
特にネオコンに見られるように武力を用いた民主化も辞さない介入主義を、
国内では経済面で市場原理主義・新自由主義の立場を取り、
環境問題や福祉政策よりも経済効率や大企業の利益を重視する。
倫理的には支持基盤のキリスト教右派の影響から、
反同性愛・反中絶を強固に主張する。
◎民主党
中道からリベラルの立場を取る議員が所属する。
主な支持層は東海岸・西海岸および五大湖周辺の大都市市民および、
高学歴知識層(裕福な層よりはアカデミックな層が中心である)、
労組・労働者、さらに黒人・ヒスパニック・アジア系など人種的マイノリティ。
環境問題や人権・福祉に関して共和党より積極的な政策を取るものの、
所得税増税や大きな政府路線には共和党と同じく批判的な立場をとる。
経済政策に関しては国内の貧困層や弱者、中小企業を救済するために
自由貿易主義を主張する共和党とはやや一線を画す国内産業保護主義を取る。
それゆえ民主党政権では日本を含む先進各国との経済関係がしばしば問題になる。
外交関係では国際連合(国連)を重視し基本的には国際協調主義を取る。
しかしコソボ空爆などの例がある様に
先進各国の協力が取り付けられれば国連を無視した武力行使も辞さない。
だいたいイメージがつかめましたでしょうか?
P.S.あくまでも私論ですが、どちらの候補が勝つにしても、アメリカの大統領が同時に世界のリーダーでもあった時代は、そろそろ終わりを告げようとしているのではないでしょうか。