Ubuntu導入記(その1)

Ubuntuをインストールして最初に驚いたのは、ネットワークの設定を何もしていないのに、インストール直後の状態でいきなりネットワークに繋がり、FirefoxでWebサイトを閲覧できたことです。
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たぶん、インストーラーがWindows2000のネットワークの設定を参照して、自動的に設定したのだと思います。以前インストールしたTurbolinuxが、まがりなりにも最小限のネットワークの知識を持って設定をしないとLANに繋がらなかったのに比べると、Ubuntuはとても親切です。
もう一つの驚きは、ファイルシステムをNTFSからext3に変えたので、Windows2000のMy Documents内にあったファイルは、すっかり消えてしまってUbuntuからは見れないと思っていたのに、こちらもそのまま残っていたことです。
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Ubuntuのインストーラーは、Windowsからの乗り換えを想定して、相当考えて作り込まれているのだと思います。途中で、UNIXのコマンドを打たなければならない局面はまったくなく、Winodwsよりもむしろ初心者にも優しいOSだと感じました。
さて、メールクライアントはThunderbirdを使おうと思っていたので、アプリケーションの追加と削除からThuderbirdを選んでインストールすると、簡単にインストールできました。
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Becky!2で不満だった迷惑メールのフィルターは、Thundebirdでは、最初は手動で迷惑メールを選んで徐々に学習させるタイプですが、きっとこのほうが精度が高くなるのだと思います。精度よく振り分けてくれることを期待しています。
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彼女と別れます

18年間付き合ってきた彼女と別れます。
彼女と初めて出会ったのは、私が名古屋から東京に転勤してきたばかりの頃です。そのとき彼女は3.3Cと名のり、真っ暗な洞窟の中でC:¥>だけが点滅していました。でも、GUIになってからの彼女は、ひどく情緒不安定でした。いつしか私の気持ちが彼女から離れていったのは、そんな彼女を許せるほど私が寛容ではなかったからです。
そして今年から付き合おうと決めた新しい彼女は、コミュニティによって開発されているLinuxベースのオペレーティングシステムです。
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彼女の名前は、アフリカの言葉で「他者への思いやり」や「皆があっての私」といった意味を持っていて、その特徴は、
1)将来にわたって無償で提供されること。
2)非常にシンプルなデスクトップで、国際化とアクセシビリティを重視していること。
3)ワープロ、表計算、プレゼンテーションなどのオフィス・アプリケーションを搭載していること。
4)公式ドキュメントが充実していて、困った時にすぐに参照できること。
5)x86PCに、少なくとも256MBのRAM、4GBのディスクスペースがあればインストールでき、動かすのに必要なハードウエアの敷居が低いことです。
移行するにあたって、新しい環境に引き継ぎたいデータは、
マイドキュメント内のファイル20.8GB、
Becky!2のメールボックス1GB
NIFTERMの過去LOG43.6MB。
だいたいそんなところです。
このなかでBecky!2のメールボックスはそのままの形式では、Ubuntuで使おうと思っているメールクライアントのThunderbirdに取り込めないようなので、いったんmbox形式でエクスポートして、さらにこのサイトにあるMboxImport enhancedという拡張機能をThunderbirdに組み込んでからインポートすることにしました。
こうしておいたうえで、¥:Dにすべてのデータをバックアップしました。
次は、このページからUbuntsの日本語REMIXイメージをダウンロードし、CDBurnerXP ProというソフトでisoイメージをCD-Rに書き込んで、インストールCDを作りました。
さあ、「バロス」と叫んで、自作PCにUbuntuのインストールを始めました。
ファイルシステムをNTFSからext3に変えてしまうので、もう逆戻りはできません。
考えられるリスクは、もしWineでInternet Explorer7が動かなかったら、CURURUに投稿できなくなることです。そのときはこれも運命だと割り切って、CURURUを退会するまでですw
これが見納めになるWindowsのデスクトップです。さよなら、ビルゲイツ!
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インストールCDからUbuntuを起動するとこんな画面が。
ああ、新しい世界の幕開けです。
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インストールが終了して、無事Ubuntuのデスクトップが立ち上がり、重要なソフトウエアのアップデートが行われました。
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