突然、Googleが日本語入力システムをリリースしました。豊富な語彙とサジェスト機能が売りということなので、さっそくインストールしてみました。まだ、使い始めたばかりですが、少なくともことえりよりは賢そうです。
Googleについて
私はGogle Chrom OS製品版のリリースを今か今かと待っていますが、かといって、手放しでGoogleを賞賛しているわけではありません。サーチエンジンまでは納得できるのですが、その後のサービスは自社のサーバー上に「人類が使う全ての情報を集め整理する」という、すごく中央集権的で、傲慢で、間違った方向に走っているような気がします。情報は「偏在」するよりも、情報が発生する現場に「遍在」するほうが自然だからです。さらに、収益の源泉を広告収入に求めるビジネスモデルも、20世紀的な思想を引きずっているように思います。
でも、今世界を制覇している絶対王政の君主を、その地位から引きずり降ろす対抗馬として、Googleにはすごく期待しています。皆さん、たぶんGoogle Chrome OSはLinuxの気難しさを感じさせないユーザー・フレンドリーなOSに仕上がるでしょうから、主にWebブラウジングとメールの受送信にパソコンを使っているならWindowsからの乗り換えを検討しましょう!
Chromium OS Project
11/19日にGoogleはGoogle Chrome OS のソースコードを公表しました。同OSのオープンソースプロジェクト「Chromium OS Project」の公式ページはこちらです。さっそくブログをRSSリーダーに登録しました。
ところで、重要な事実を読み落としていました。Google Chrome OSは無料で提供されますが、ユーザーが自由に入手して、好きなPCにインストールすることはできない見通しだということです。つまりPC(ネットブック)にプレインストールされて供給されるということです。
ということは勝手にインストールできるのは今の間だけなので、開発版をインストールして人柱的に使ってみたいのですが、どうやらDiscussion Groupsに参加して英語でバグの報告などをしなくてはいけないようです。
Google Chrome OSのプレビュー公開
19日にGoogleは、Google Chrome OSのプレビューを公開しました。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091120_google_chrome_os_demo/
Google Chrome OSの特徴をまとめると、
- LinuxベースのオープンソースのOSで、無料で配布される
- WebブラウザーとWebアプリケーションの動作に最適化されている
- デスクトップがなく、あらゆる動作がブラウザ上で完結する
- 高速・軽量・安全(だと言われている)
- 主にネットブックにインストールされる
エンドユーザーが使える正式版のリリースは2010年後半と言われています。
待ち遠しいです。
ネットトップPC
格安のネットブックが話題になっていますが、iPhone3Gがあればモバイルはこれ一台でOKという感じです。むしろ安いデスクトップパソコンのほうがいいなあと思っていたら、ネットトップPCというカテゴリーが出てきたようです。。26,800円のエプソンのEndeavor NP11-V。WindowsXP、Word 2007、Excel 2007、Outlook 2007がプレインストールされていますが、Chrome OSがリリースされたら、もっと安いモデルが出るのは必至です。
自作PCはサーバーにして、Chrome OSを動かすのはネットトップPCにしようかと思います。