iCloudのサービスを利用し始めてから自宅サーバーを立てる必要性が薄れてきたので、Mac mini Serverにクライアント用の普通のLionをインストールしてクライアント化したいと思っていました(当初の計画は→こちら)。でも、いろいろ試してみてもクライアント用のLionのインストールは難しく、これは不可能だとあきらめていました。それで、「もうヤフオクで売ってしまえ!」とHDDの内容を初期化して、OSを再インストールしたら、なんと思いもよらずにクライアント化ができてしまいました!
Mac mini Serverのクライアント化計画(その1)
Mac mini Serverは3.11の震災以降、残念ながら止めたままになっています。自宅サーバーに対する家族のニーズがあまり高くないこと(お父さんが何か変なことをやっているけど共有したいデータなんてあまりないという認識)、夏場の電力事情への配慮等を考えると、サーバー運用はいったん白紙に戻そうと思います。
一方、クライアントのMac mini(Early 2009)は、たくさんソフトを立ち上げるとレインボーくるくるが出まくって、かなりストレスのたまる状況です。
そこで思いついたのが、Mac mini ServerにもうすぐリリースされるMac OS X Lionをインストールしてクライアント化する計画です。本音から言えば、Sandy Bridge世代のCore iシリーズを載せた新しいMac miniが発売になるのを待って乗り換えたいのですが、他の物欲が沸騰中(→こちら)なので、Macについてはいちばん安上がりな道を選ぶことにします。
●性能の比較
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Mac mini(Eary 2009) | Mac mini Server | |
CPU | Core 2 Duo 2.0GHz | Core 2 Duo 2.66GHz |
メモリ | 2GB(1,066MHz DDR3 SDRAM) | 4GB(1,066MHz DDR3 SDRAM) |
グラフィック | NVIDIA GeForce 9400M | NVIDIA GeForce 320M |
HDD | 320GB | 500GB×2 |
自宅サーバーと計画停電
Mac mini Serverはサーバーなので24時間動かしていましたが、いつ停電になるか分からないので、計画停電が始まってからは電源を切ってあります。UPSを付けるとおおごとになるし、24時間稼働というのはエコじゃないので、「手軽な自宅サーバー」というのは無理なのかなあと思い始めています。
Mac OS X Server設定記(その4)
サーバーを家族全員で使えるようにする計画は、あまり進んでいませんが、とりあえず私のMac miniのTimeMachineのバックアップ先を外付けHDDからサーバーのドライブに変更しました。
Mac OS X Server設定記(その3)
家族各人のWindows PCからもサーバーが見えるようになったので、まず次のようなことをしたいと思います。
- ファイル共有(最新バージョンのソフト、ドライバー、音楽、画像、役に立つドキュメントなど)
- 家族ポータルページの立ち上げ
- スケジュールの共有
Mac OS X Server設定記(その2)
いろいろ設定をいじくっていたら、よく分からないうちにうまく設定できたみたいです。クライアントのMacからサーバーが見えるようになり、リモート管理ツールを使ってクライアントからサーバーの環境設定ができるようになりました。
Mac OS X Server設定記(その1)
ずっと以前、たしか15年くらい前に、Red Hat Linuxの自宅サーバーを動かしていましたが、今回はMac OS X Serverでサーバーを構成することにしました。さすがにサーバーだから、そんなに簡単にはいかないと思っていましたが、案の定エラーが出ました。
焦らずに、少しずつ設定していきたいと思います。
Mac mini Server
サーバーはUbuntuサーバー版ベースにしようと思っていましたが、こんなものが出ると、安易な方向に流れてしまうかもしれません。サーバー管理は、難しいほうが勉強になると思うものの、楽にできるならばそのほうがいいかも……という気持ちもあります。