昔はチューニングメーターのような便利な物はなかったので、自分の耳でチューニングしていました。当然のことながら絶対音感などないので、各弦が相対的に合っているらしいことは分かるのですが、ある日友人といっしょに弾いてみたら、ぜんぜん音の高さが違うのに愕然としました。それで調律用のハモニカのようなものを買いましたが、それでも、もともと音感がよくないので自分のチューニングには確信が持てませんでした。
KORG AW-2Gは、ギターに限らずあらゆる楽器のチューニングができるスグレモノです。さらに、基準ピッチまで設定できるのはすごいです。
モーリスM-01 Ⅱ買いました
中学生の頃、なぜか家にクラシックギターがありました。おそらく親が誰かからもらってきた物だったのでしょう。でも、当時は拓郎やガロや北山修や加藤和彦やかぐや姫の時代だったので、私はフォークギターがほしかったのです。それもドレッドノートと呼ばれる典型的なフォークギターの形状に憧れました。
やむを得ず私は、クラシックギターにフォークギターのスチール弦を張りました。でも、ストロークを弾くとやたら響きすぎて、フォークギターらしい音色がしません。また、クラシックギターはフォークギターに比べてネックが太いので、手が小さくて握力が弱い私はバレーコードがうまく押さえられず、きちんと音がでませんでした。ということで、私のギターはそれほど上達せず挫折しました。
そして、51のおっさんになって、初めてフォークギターを買いました。モーリスM-01 Ⅱは、エントリーモデルながら、スプルースとマホガニーを使ったちゃんとしたギターで、なによりも憧れのドレッドノートです。
40年近くぶりにギターを弾いてみると、コードをほとんど忘れてしまっていて、左指はたどたどしいですが、右指はアルベジオをしっかり覚えていました。たぶん、スリーフィンガーもわりと早く思い出せるのでは……。