カテゴリー: ラーメン

武蔵境にあるきら星は、３月10日にテレビ東京で放映された「最強ラーメン伝説」の中央線エリアで第一に選ばれた有名店です。（なお、先日紹介した音麺酒家楽々は３位です）
オーソドックスにラーメンを注文しましたが、スープを一口飲むと、「うっ！」と強い豚骨臭に絶句しました。スープはドロッと強い粘度があり、これはとても食べられないと思いました、が……、
だんだん臭いに慣れてきて、粘度の高いスープと極太麺がよく絡んで、知らないうちに麺を食べ終え、さらにれんげでスープを飲んでいました。さすがにスープ完食は無理でしたが、麻薬のような味は体感できました。

中目黒の藤巻激城から、兄弟店がオープンするというお知らせをいただきました。緑一色（リューイーソー）という麻雀の役の名前が付いています。メニューも緑一色です。地下鉄東西線南砂町駅から歩いて２０分という不便な場所の、しかも食品会社の敷地の中というとんでもない立地条件の店です。

入り口は、まさに緑一色です。

内装も緑で統一されています。

メニューが運ばれてきました。

ほうれん草ベースのつめたい麺です。

このカレー味のたれにつけて食べます。

うーん、辛さ、酸っぱさ、甘さという味の要素がとてもたくさん感じられて、
具材ごとに食感もさまざまで、大構成のオーケストラのような奥行きのある味です。
締めのご飯に残ったスープをかけて食べます。

とても満足しました。
雨の中を歩いてきた甲斐がありました。

ワイルドなイメージがある油そばも、九段斑鳩が作るとこんなに上品でまろやかな味になるのか！というのがガーリック油そばの感想です。

食べる前に底のほうからよくかき混ぜます。

かき混ぜ方が足りなかったので、タレが底に残ってしまいました。これはヘタな食べ方の例です。

この杏仁プリンの絹のような舌触りは絶品です。

ラーメン Show in Tokyo 2009での二杯目は、麺家いろはの富山黒醬油らーめんを食べました。イベントのサイトにはこう書いてあります。
魚醤を長時間煮込んだ真っ黒いスープは、深いコクがあり、驚くほどまろやか。熟成深層水麺のなめらかな歯応えと相性抜群！魚醤で同時に煮込むとろけるチャーシューも絶品！！
黒醬油を使ったラーメンはこの店のオリジナルというわけではなくて、地元では、1955年頃から富山ブラックという範疇ができているようです。でも、黒醬油の独特の味は、ちょっと私には合わなかったようです。

ラーメン Show in Tokyo 2009での一杯目は、
函館麺厨房あじさいの味彩塩拉麺を食べました。
ラーメン Show in Tokyo 2009のサイトにはこう書いてあります。
　創業70年以上守り続けた味を提供します。南茅部近海でとれたコンブに豚骨と鶏ガラなどを合わせた、どんぶりの底まで見える澄んだスープは絶品です。細めの特注麺との相性も絶妙なシンプルを極めた一杯です。
たしかに、澄んだきれいな色のスープが特徴です。一昔前の私なら、これで十分満足したでしょう。でも正直なところ、ちょっとインパクトが足りない感じがしました。

昨日、ラーメン Show in Tokyo 2009に行ってきましたが、
ものすごい人でした。

長い行列ができる店とそうでない店と、明暗がはっきりしていました。
この行列は佐野ジャパンの行列です。

むらっち→さんお勧めの無鉄砲も長い長い行列ができていました。
11時と４時にクリニックの予約が入っていて、その間の時間しか会場にいられなかったので、無鉄砲はあきらめ、中ぐらいの行列に並びました。
レポートは後日にします。
会場の隅にハイブリッド車のインサイトが展示してありましたが、エンジンルームは普通の車とほとんど変わらないのですね。

吉祥寺のハーモニカ横丁の中にあるつけ麺若葉は、なかなかの繁盛店です。
つけ麺には、醬油だれ（とんこつ和風だし）、塩だれ（丸鶏和風だし）、辛だれ（ゴマ風味の中辛）の３種類があります。
店長のおすすめ♪と書いてあった塩だれ（丸鶏和風だし）を選びましたが、とてもマイルドな味です。スープの中に入っている鶏肉が柔らかく、鶏肉好きの私にはたまらなく美味しかったです。太麺がつけだれによく絡み、満足のいく味でした。

東京の超有名店の九段斑鳩は、この日もすごい行列でした。

ようやく入店。

並んでいるうちに店員さんが食券を回収して作り始めているので、席につくとすぐに注文した品が運ばれてきます。
今まで、特製らー麺を２回食べましたが、今回は特製塩本鰹らー麺を食べました。

とにかく鰹の風味が上品で豊かです。熱すぎず、ぬるくもない絶妙なスープの温度（ぬるいからダメと言う人のいますが）、煮玉子の半熟度合い、チャーシューのやわらかさ、細麺の固めの茹で上がり、どれもこれも、隅々まで気配りが行き届いた味です。もっと食べたいという余韻を残しながら、あっという間に完食しました。

次は、ガーリック油そばを食べてみたいです。

音麺酒家 楽々は、吉祥寺の第一ホテルの裏手に昨年10月３日に開店した店ですが、テレビで取り上げられたこともあって、かなりの繁盛店になっています。内装はラーメン屋というよりも、ロックバーという感じで、なかなかお洒落です。
メニューは素材ににこだわっていて、足利仕込三河しろたまりを使ったらーめん（白）と
高麗郷丸大豆醬油を使ったらーめん（黒）があります。また、ラーメン二郎（吉祥寺では生郎？）を思わせる野菜満載のラブメン、さらに、創作性の高い店主の気まぐれ限定らーめんもあります。
初めてなので、らーめん（黒）を注文しました。なかなかレベルの高い味です。魚介系の味を中心にソツなくまとまっている感じ。でも、最近の繁盛店は、みんなこの辺りの味に収斂してきているような気もするので、次は、比内地鶏脂の油そば（卵黄付き）を食べてみようかと思います。
追記：
店主のブログでは、都内の各ラーメン屋をしっかりとした基準で評価しています。

ジンジャーハイボールはトライアングルスムースという生姜の焼酎を炭酸水で割ったものです。
ハーモニカ横丁にあるハモニカキッチンの店主の手塚一郎さんが、サッポロビールの担当者に勧められてメニューに加えたもので、今では横丁をあげて集客の切り札としているようです。
さっそく飲んでみましたが、さっぱりとしていてなかなか飲みやすいです。ヨドバシで買い物をした後、一杯飲んで帰るのもいいなあと思いました。