ひるがお 塩ラーメン

有名店せたが屋は、昼には塩ラーメンの店ひるがおとして営業しています。この塩ラーメンのスープは、一見シンプルなようでも、たくさんの味の要素が融合していて、奥深さがあります。以前紹介した麺処ほん田の塩ラーメンとほぼ同じくらいのレベルだと思います。ただ、おいしい塩ラーメンはみんなこの味の傾向に収斂してきているような気がして、さらなる革新も期待したいです。かなり欲張りな意見かもしれませんが……
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熊本ラーメン桂花 桂花拉麺

桂花拉麺をしばらく食べてなかったので寄りました。見た目ほどはこってりしていません。麺はとても固いストレート麺です。ひさしぶりに食べた感じでは、再生は進んでいるのかなと思いました。
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東京ラーメンストリート

八重洲地下の「東京駅一番街」にある東京ラーメンストリートは、激戦区東京のなかでも屈指の名店ばかりを集めたスポットです。ただし、12時前後に行くと、長蛇の列なので、少し時間を外して行くのがお勧めです。
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<極めて個人的な評価>
◯麺処ほん田(8.5) 
醤油・塩ともに調和がとれていて、いっさい妥協のない味。
 2011年6月東十条本店の記事
 2011年8月東十条本店の記事
 2012年2月東京駅店の記事
◯斑鳩(8.2) 
Wスープがとてもマイルドで上品。ただし、やや低めのスープの温度に賛否両論がある。
 2008年9月九段本店の記事
 2012年1月東京店の記事
◯麺や七彩(7.8)
とても優しい味の喜多方ラーメン。平打ちちぢれ麺ののどごしがとてもいい。
 2010年12月都立家政本店の記事
◯六厘舎(7.0)
魚粉の風味のインパクトは強烈だが、それが突出しすぎているように思う。
 2009年9月いまはもうない大崎本店の記事
 
◯らーめん むつみ屋(6.8)
個人的な傾向として、どうしても味噌ラーメンに対する評価は低くなってしまいます。
 2007年3月東京駅店の記事
 

<以下未開拓>
塩専門 ひるがお →世田谷の本店のほうに行ってみたいと思います。
ジャンクガレッジ →ちょっと私の好みとは違う方向性かも……
蟹専門けいすけ北の章 →初代けいすけ品川店の「黒味噌ラーメン」は食べたことがあります(→こちら)。

麺処ほん田 東京駅一番街 鶏と魚介の豊潤醤油ラーメン

東京駅に到着したのが11:00ジャストくらいだったので、麺処ほん田にはもう行列ができているかと思ったのですが、運よく並ばずに店に入れました。東十条の本店の行列はハンパではないので、むしろ東京ラーメンストリートのほうが短い待ち時間で食べられるかもしれません。
先日、中延の多賀野の中華そばを絶賛しましたが、ほん田の醤油ラーメンもこれに引けを取らない絶品です。若干24歳の店主がどうしてこんなに調和のとれた非の打ちどころのない中華そばを作れるのか、まったくもって驚きです。一つひとつの仕事が丁寧で妥協がありません。たとえば味玉の湯で加減。
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そういえば、松戸の中華蕎麦とみ田の店主・富田治も若いし、最近の東京近郊のラーメン界は若者のパワーが炸裂している感じですね。

多賀野 中華そば

中延にある多賀野は行列の絶えない人気店です。11:30開店の30分前、11:00ちょうどくらいに店に着くと、もう行列ができていました。でも、かろうじて開店一巡目で座ることができました。いろいろお勧めメニューがあるし、つけ麺系のメニューを注文する人が圧倒的に多いのですが、あえてオーソドックな中華そば680円にしました。結論から言うと、これは実に調和のとれた非のうちどころのない中華そばです。最近は、「こんなこだわりの食材を使っています」という能書きがたくさん書かれていても、全体として美味しい中華そばに仕上がっていない場合が多いのですが、この店の中華そばは完璧です。
いろいろお勧めのメニューがあります。
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大きな海苔が乗っているので麺が見えませんが……
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海苔の下はこんな感じ。
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とても満足感の高い一杯でした。
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店をでると、さらに行列が伸びていました。
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次回はつけ麺を食べてみたいです。

自家製麺ばくばく 特製醤油らーめん

木更津は東京湾をぐるりと回らないと行けないとても遠いところですが、同じ千葉の東金に行く用事があったので、思い切って自家製麺ばくばくに行ってきました。と言っても、東金と木更津も相当離れていますが……
この店は、兄が「せたが屋」、弟が「麺や七彩」という、いずれも都内屈指の名店で修行した兄弟が経営しています。私は、「せたが屋」にはまだ行ったことがありませんが、「麺や七彩」はたしかに美味しかったという記憶があります(→こちら)。この店自身も、TRY認定「第12回ラーメン大賞」のTRY新人賞総合第一位を受賞しており、テーブルに置いてある2番目の写真の表を見ると、素材に対するただならぬこだわりが伝わってきます。高い期待感を持って食べ始めたのですが……。たしかに丁寧に作ってあるのは分かります。でも、どうも味の輪郭がぼやけてはっきりしないような感じがします。思っていたほどではなかったというのが私の正直な感想です。
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TETSU 三鷹店 まぜそば

TETSUのつけ麺はなかなかのものだけれど、このまぜそばも捨てがたい味です。麺とは別の器に汁が入って出てきます。中に生卵が入っているので、よくかきまぜてから、麺にかけて、さらによくかきまぜます。汁はほどよく温められているので、かきまぜると食べるのに丁度いい温度になります。見かけよりもずっとマイルドな味です。
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ソラノイロ 特製中華ソバ

ソラノイロは、TRY認定「第12回ラーメン大賞」のTRY新人賞しょう油部門第2位を受賞した店です。ということで、さっそく行ってみました。一番下の写真を見ると、一つひとつの素材にとことんこだわって丁寧に作られていることが分かります。そして、それらが融合してトータルなバランスが取れています。魚粉の大量投入などの突出した味づくりで特徴を出している店とは一線を画しています。ただ、この店のような味づくりの方向性はかなり地味なので、一般的なアピール度は低いかもしれません。
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