つけ麺で有名なTETSUで中華そばを食べる人は少数派だと思いますが、あえて食べてみました。スープは魚粉の味が前面に出ていますが、つけ麺に比べると濃度が薄く、麺はかなり固茹でです。やっぱりTETSUはつけ麺がいいなあ……
三鷹店は今回が3回目ですが、千駄木の本店に比べると、感動がなくて普通っぽいなあと感じます。
東京老拉麺 細切叉焼とネギ入りつゆそば
麺や まるとも まるとも特製らーめん
麺処 ほん田 特製塩らーめん
一度行って相当レベルが高いと感じた麺処ほん田にもう一度行ってきました。というのは、最初に食べた特製濃厚豚骨魚介らーめんよりも塩らーめんのほうがさらにレベルが高いという口コミ情報が多かったからです。
前回の大行列の教訓をもとに、開店時間の45分前に店に到着したら、さすがに一番乗りでした。そして、お目当ての特製塩らーめんの味は、今まで食べた塩らーめんの中でも最高ランクの感動的な味でした。
- 澄んだ黄金色のスープはたくさんの味の要素がトータルとしてうまくバランスされていて、とても上品に仕上がっている。
- ストレートな細麺とスープとの相性も抜群である。
- 一つひとつの具材が丁寧に作られていて一切妥協がない。
店主も他の店員も歳は20代前半ですが、顧客への対応は丁寧で、仕事に自信と自負を持っている感じが伝わってきます。食べ終わって店を出たら、かなり行列ができていました。
山手ラーメン本郷安庵 みどりラーメン
マイミクの2ごウサさんからいただいた情報で好奇心が刺激されたのでさっそく行ってきました。山手ラーメンは東大駒場キャンパスのすぐ近くにある東大生御用達のラーメン店ですが、それが同じ東大の本郷キャンパスの前に進出してきたのが山手ラーメン本郷安庵です。
今回食べた新メニューみどりラーメンは東大内のベンチャー企業ユーグレナとの共同開発によってできたラーメンで、スープにミドリムシの粉末が使わています。バジル風味のスープ、中華麺というよりもアルデンテのパスタに近い麺と、かなり異色のラーメンですが、それでも不思議とラーメンっぽい味わいがあります。なかなか爽やかでおいしい。ただ、ちょっと塩分が多そうです。
中村屋 味玉らーめん
あくまでも中村屋のらーめんとして辛めに評価すると、初めて食べた頃の感動がなくなってきたかなあ。だしかけ(塩)にすればよかったかも……
TETSU 三鷹店 特製あつもり
千駄木にあるTETSUは東京都内のつけ麺店のなかでも特に有名で、長い行列ができるお店です(→こちら)。その三鷹店が、三鷹駅南口のロータリーの中に今年3月に開店しました。とてもお洒落な内装の店です。食券の販売機もタッチパネル式で、Suicaも使えるという最先端のものです。それから、千駄木の本店のように長時間並ばなくてもいいのが、なによりもうれしいです。
オーソドックスに「つけ麺」にするか、「あつもり」にするか、変化球で「まぜそば」にするか迷いましたが、千駄木の本店で食べたのが特製つけ麺だったので、今回は特製あつもりにしました。つけ麺の麺が冷たい水でしめてあるのに対して、あつもりの麺は薄いだし汁に漬かっています。好みが分かれるところですが、ワタシ的には水でしめたコシの強いつけ麺のほうが好きです。
総合的にみて、TETSUのつけ麺は完成度が高くて安心して食べられますが、濃厚な豚骨魚介系スープの流行が成熟化しつつあり、そろそろ飽きてきたかなあと感じています。
麺処 ほん田 特製濃厚豚骨魚介らーめん
東十条にある有名店麺処 ほん田に行ってきました。ちょっと訳あって出遅れてしまって、開店時間の11:30に店に着きましたが、すでに長蛇の列。列に並ぶ前にまず食券を買います。らーめんはあっさり系の「香味鶏だし」、あっさり系の「塩」、こってり系の「濃厚豚骨魚介」、そしてつけ麺は「濃厚豚骨魚介」といろいろな選択肢があってちょっと迷いましたが、特製濃厚豚骨魚介らーめんを選びました。スープを一口吸って、人気の理由が分かりました。魚介系の味が強めなのですが、けっして主張すぎることなく、全体としてまとまりのあるマイルドな味に仕上がっています。麺はやや太めのストレート麺で、歯ごたえ十分です。煮たまご、チャーシューなどの具材も丁寧に作りこんであります。さらに、チャーシューの上に乗せられた辛味噌をスープに溶かすと味が微妙に変化します。これは相当ハイレベルです。次は、ぜひ、香味鶏だしらーめんを食べてみたいです。
天空 つけ麺
慶応義塾大学の近くの聖坂にある天空という店に行きました。店の外観はボロいですが、内装は今風でお洒落です。ちょっと酸味があるつけ麺のつけ汁は薄めに感じましたが、それはドロドロの濃厚スープに慣れすぎているからかもしれません。並盛り・中盛り・大盛り全部同一価格というのは、若い人にはうれしいでしょう。