大勝軒 中華麺

大勝軒というと、山岸一雄さんの大勝軒が伝説的な名店ですが、もう一つの大勝軒が永福町にあります。こちらも行列ができる有名店です。雨の中を開店時間15分くらい前に行くと、もうお客さんが店内に入って備え付けの週刊誌を読んでいます。開店時間前にお客さんを店内に入れるのは、他の店にない心づかいです。
オーソドックスに中華麺を注文しました。出てきた器を見てまずびっくりしました。とにかく大きい!スープも麺も普通のラーメンのゆうに2倍の分量があります。スープは真イワシの煮干しの風味のなかに、ほんのり柚子の香りが利いています。麺は、う!これはちょっと柔らかすぎじゃあないか?この麺をこんなにたくさん食べられるだろうか?と心配になりましたが、不思議と全部平らげてしまいました。スープはさすがにかなりの量を残しました。
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春木屋 荻窪本店 中華そば

私は1982年に東京に出てきて、調布市の多摩川の堤防近くの独身寮に住んでいました。昔からラーメン好きだったので、「荻窪の春木屋の中華そばは美味しいらしい」という噂を聞きつけると、すぐに食べに行きました。当時はまだラーメンブームはなかったと思うのですが、春木屋の前には長い行列ができていました。スープを初めて飲んだときには、煮干しなどの魚介の風味が口いっぱいに広がって、「こんな和風のスープがあったのか!」と驚いたものです。太麺は歯ごたえのある独特の食感がして、そしてメンマがとても美味しい!丁寧に作り込んだ本物の味がしました。ちょっと高いのが玉に瑕ですが……
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追記:
創業60周年感謝ラーメン「昔味」というメニューを見つけました。創業当時の味を再現しているそうです。ネットで調べると今の中華そばのほうが美味しいようですが、やはりこれも食べてみたいです。

共楽 中華そば

銀座松屋からマロニエ通りを少し中に入ったところに、共楽があります。昔ながらの醤油味の中華そばです。東京の中華そばというと春木屋のような澄んだスープを連想しますが、ここの中華そばのように少し濁りととろみがあるほうがむしろ正統のようです。技術革新の進んだ最近のラーメンのようなインパクトはありませんが、渋くて優しい味わいです。
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中華食堂松葉 ラーメン

手塚治虫をはじめ多くの漫画家が住んだトキワ荘のすぐ近くにあり、藤子不二雄Ⓐまんが道などの作品に登場する中華食堂松葉は、今もなお健在です。店の前には、藤子不二雄Ⓐの漫画が貼ってあります。
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さて、漫画の中では「美味しい」と絶賛されていたラーメンの味ですが、今流行の表面に背脂がギラギラ浮いているラーメンとは一線を画した、昔ながらの醬油味の東京ラーメンでした。
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麺家いろは 富山黒醬油らーめん

ラーメン Show in Tokyo 2009での二杯目は、麺家いろは富山黒醬油らーめんを食べました。イベントのサイトにはこう書いてあります。
魚醤を長時間煮込んだ真っ黒いスープは、深いコクがあり、驚くほどまろやか。熟成深層水麺のなめらかな歯応えと相性抜群!魚醤で同時に煮込むとろけるチャーシューも絶品!!
黒醬油を使ったラーメンはこの店のオリジナルというわけではなくて、地元では、1955年頃から富山ブラックという範疇ができているようです。でも、黒醬油の独特の味は、ちょっと私には合わなかったようです。
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音麺酒家 楽々 らーめん(黒)

音麺酒家 楽々は、吉祥寺の第一ホテルの裏手に昨年10月3日に開店した店ですが、テレビで取り上げられたこともあって、かなりの繁盛店になっています。内装はラーメン屋というよりも、ロックバーという感じで、なかなかお洒落です。
メニューは素材ににこだわっていて、足利仕込三河しろたまりを使ったらーめん(白)と
高麗郷丸大豆醬油を使ったらーめん(黒)があります。また、ラーメン二郎(吉祥寺では生郎?)を思わせる野菜満載のラブメン、さらに、創作性の高い店主の気まぐれ限定らーめんもあります。
初めてなので、らーめん(黒)を注文しました。なかなかレベルの高い味です。魚介系の味を中心にソツなくまとまっている感じ。でも、最近の繁盛店は、みんなこの辺りの味に収斂してきているような気もするので、次は、比内地鶏脂の油そば(卵黄付き)を食べてみようかと思います。
追記:
店主のブログでは、都内の各ラーメン屋をしっかりとした基準で評価しています。
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吉祥寺の新名物 ジンジャーハイボール

ジンジャーハイボールトライアングルスムースという生姜の焼酎を炭酸水で割ったものです。
ハーモニカ横丁にあるハモニカキッチンの店主の手塚一郎さんが、サッポロビールの担当者に勧められてメニューに加えたもので、今では横丁をあげて集客の切り札としているようです。
さっそく飲んでみましたが、さっぱりとしていてなかなか飲みやすいです。ヨドバシで買い物をした後、一杯飲んで帰るのもいいなあと思いました。
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中華そば屋伊藤 そば

中華そば屋伊藤は、JR王子駅から20分近く歩きますが、私が行った11:30には満席で、少し待って席に着きました。店に入ると、煮干しの香りがしました。
メニューは、そばと肉そばのみ。そばを注文したところ、具は葱だけという極限までシンプルなラーメンです。スープは東京ラーメンの透明なスープとは違って、やや焦げ茶色しています。一口飲むと、魚介系の味わいが口に広がります。麺はストレートな細麺で、ラーメンというよりも日本蕎麦に近い歯ごたえです。
あまりにシンプルゆえに、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれませんが、それでも有名店になっているのがうなずける味でした。
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旅人の木 つゆそば(本日の玉子入り)

旅人の木は、吉祥寺駅前から続く中道通り商店街が終わり一般の民家の街並になりかけたところにあって、かならずしもいい立地条件ではないのですが、2時すぎに行ったにもかかわらず満席状態でした。御主人は同じ吉祥寺の一二三出身だということです。オーソドックスにつゆそば(本日の玉子入り)を頼みました。本日のたまごは週替わりで、今週は茨城産のまごころたまごでした。まずスープを一口飲むと、魚介系の味が口いっぱいに広がります。ただ、普通の東京ラーメンと違って、スープにちょっとトロミがあり、なかなか奥行き深い味だと感じました。麺は中太の平打ち麺で、つるつるして舌触りがいいです。チャーシューもとても柔らかく煮てあります。それぞれの素材の食感がうまく融合して、全体として非常に完成度が高いと思いました。当然完食です。一二三より美味しいと思いました。次は油そばを食べてみたいです。
旅人の木のご主人のブログがあります。
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