日清ラ王は、1992年発売のレトルトパウチされた生タイプ麺が特徴のカップ麺です。当時私はすでに結婚していたので、それほどたくさんは食べませんでしたが、生タイプ麺の食感はなかなかインパクトがありました。そのラ王が8月いっぱいで生産終了になるとのことです。→こちら。
それで最後にラ王を食べるなら、沖縄でしか販売されていない「ラ王沖縄そば」を食べたいと思い、マイミクののぐにさんにお願いして送ってもらいました。ぐにさん、どうもありがとうございました。
感想は、日清食品の技術力を感じさせるところが随所に表れているカップ麺です。特にスープは化学調味料満載な感じがあるものの、それなりに「らしい」味に仕上がっています。
ラーメン専門店二葉 上荻店 ラーメン
荻窪ラーメンの有名店ラーメン専門店 二葉のラーメンは、煮干の風味が効いた昔ながらの中華そばで、やさしい味がします。麺はやや固めのストレート麺で、チャーシューは柔らかくてなかなかいい食感です。丼が大ぶりでスープがなみなみとしています。昭和58年創業と、荻窪ラーメンの他店に比べると新しいほうですが、店の造りは一番レトロです。
RAMEN CIQUE 醤油ラーメン
RAMEN CIQUEは、青梅街道沿いの阿佐ヶ谷と荻窪の中間くらいにあります。店はバーのようなオシャレな感じで、若くてハンサムなお兄さんが一人で切り盛りしています。メニューは塩ラーメンと醤油ラーメンの2つだけですが、いろいろトッピングが選べます。Wスープということなので醤油を選びましたが、他のお客さんの注文をみていると、塩ラーメンに焼きトマトというのがこの店の一番売りの組み合わせのようです。よく下調べしてから行くべきでした。
それでWスープの醤油ラーメンですが、濃厚なのに後味がすっきりしたスープでなかなかレベルの高い味です。麺はやや細めのストレート麺ですが、これはちょっと特徴が少ない感じでした。とにかく、ポテンシャルの高い店だということが分かったので、次は塩ラーメン+焼きトマトを食べてみたいです。
らーめん 千ひろ 鯛骨スープ麺
調布駅前から少し歩いたところにある千ひろの看板メニューは鯛骨スープ麺です。
大ぶりで平らな器に入って出てきます。スープの量が多くて、その中央に島状に麺が盛られています。具は、カイワレ、葱、生姜だけです。食べる前から、鯛の香りがしていました。スープを飲むと、柔らかい鯛の風味が口に広がります。それに、葱と生姜の味が適度なアクセントになっています。上品で繊細な味です。
ネットで検索すると、「具が少なくてコストパフォーマンスが悪い」という口コミがいくつかありますが、これ以上具を入れると、この繊細な味を壊してしまうような気がします。
勝丸 屋台物語
音麺酒家 楽々 特製らーめん(白)
前回は(黒)を食べたので、今回は(白)にしました。このページによると、素材にこだわていて、(白)は足助仕込三河しろたまりを使っているということでしが、たしかに風味がいいです。スープにも麺にもとろっとしたトロミがあります。強烈なインパクトこそありませんが、全体としてうまくまとめてあるレベルの高い味です。次回は淡麗らーめんを食べたいです。
太麺堂 太ラーメン
12月21日の記事で、大行列が気になったお店。
このお店は、麺劇場 玄瑛店主の入江瑛起さんと浅草開化楼の負死鳥カラスさんのコラボレーションで、12月末まで期間限定オープンの太麺堂です。開店の30分前に店につくと、すでに行列ができていて、私は15番目でした。その後ぞくぞくと人が現れ、ものすごい勢いで行列が伸びていきました。11:30に開店すると、第一巡で店に入ることができました。券売機には、太ラーメン800円、「太宣言」をすると650円と書いてあり、最初はなんのことかわかりませんでしたが、カウンター席に座ってから紙に「太い」にちなんだことを書くだけで150円引きとなります。ということで、全員が「太宣言」をします。すると、入江さんがお客さんを回って、書いた宣言をもとに少しお話をしてくれます。
さて、運ばれてきた太ラーメンは、かなり凝った造りです。スープは右側と左側とで色が違います。薄くスライスした玉ねぎと鰹節と糸唐辛子、そして豚軟骨とかぼちゃが乗っています。スープを飲むと、すこしとろみがあって、ものすごく幅と奥行きのある立体的な味がします。説明を読むと、アサリ、昆布、鰹節、エビ鬼殻焼き、干し貝柱、干しエビクワトロ油等などを使っているそうです。それらが絶妙なハーモニーを保って、とても優しい味に仕上がっています。そして、麺は負死鳥カラスさんがブレンドした「傾奇者」を使っているそうですが、極太で、歯ごたえがあって、喉越しもとてもいいです。それから、玉ねぎのシャキシャキとした食感や、豚軟骨の柔らかな食感など、食べ進むうちにいろいろな食感を楽しめます。ということで、あっという間に完食してしまいました。今まで食べたなかで、最高ランクのラーメンです。食べ終わって店を出ると、行列はさらに伸びていましたが、これは並ぶ価値があります。
珍来亭 ラーメン
青島ラーメン秋葉原店 青島チャシュー
青島ラーメンは新潟の名店青島食堂が東京に進出してきたお店です。11月18日現在、ラーメンデータベースの「最近評価の高いお店ランキング」で第6位に入っています。開店時間の少し前に店に着くと10人くらい並んでいました。店はカンターのみの9席ですが、驚くべきことに女性一人で店を切り盛りしています。てきぱきとした仕事ぶりで、お客の回転がすばらしく早いです。
さて、生姜醤油味というめずらしいスープですが、生姜は隠し味程度でそんなに強くは感じませんでした。ただ、味の輪郭がはっきりしていてメリハリの効いた味に仕上がっているのは、やはり生姜の効果だと思います。全体としてオーソドックスな醤油味で、ちょっと辛めだと感じるのに、完食してしまうだけの美味しさがあります。