匂いをめぐる男女のちょっとHな考察

今日は、酔った勢いでちょっとHなことを書きます。
どうか、女性の方は軽蔑しないでください。
遺伝的に遠い関係にある男女ほど、本来は不快であるはずの相手の体臭を、性的に惹かれる匂いと感じるそうです。これは近親相姦を避けるために備わった自然のメカニズムのようです。
私が若い頃に思い描いていた恋愛像は、テニスをしたり、ジョギングをした後、汗だくになったまま抱き合って、お互いの匂いを心地よく感じるような関係でした。
現実は必ずしもそうではなかったのですが、平凡ながらも幸せな家庭を持てて、2人の子供を授かったのは、とても恵まれた人生だったと思っています。
それで唐突な結論ですが、これから恋愛をしようとしている若い人は、ぜひ、オーデコロンのような人工的な香りにごまかされないでください

人生50年の回顧

今日、50歳の誕生日を迎えました。
織田信長は、『敦盛』の「人間50年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり」 という一節を好んで歌ったと言われていますが、たしかに50年という時間が、まるで一夜の夢の中の出来事のようにあっという間に過ぎてしまった気がします。
<総括すると>
子供の頃はとても病弱だった私が、結婚して子供を2人も授かったのですから、まあいい人生だったと言えるのではないかと思います。と、同時に、たくさんの失敗の経験を踏まえて、いよいよこれから先が自分の実力を発揮できる人生の本番だという思いがしています。
<学びについて>
受験戦争で丸暗記した知識は、実社会ではほとんど役に立ちませんでした。ほんとうに役立った知識は、現場で生に体得したことや、著者や訳者に直に会ってその本の核心を聴いて共鳴したことがほとんどです。
○人生の道しるべとなった本
 『現代の経営』  ピーター・ドラッカー 
 『経営者の役割』  チェスター・バーナード
 『複雑系』  ミッチェル・ワールドロップ
 『ボランティア』  金子郁容
 『近代科学の終焉』 北沢方邦
 『クリティカル・パス』 バックミンスター・フラー
○影響を受けた人物
 前川正雄
 上田惇生
<写真について>
小学5年生の時に、友達に誘われて亀山機関区にSLを撮りに行ったのが私と写真との出会いでしたが、一生を通じて続けられる趣味を持てたのは、ほんとうに幸せだったと思います。私の持論では、シャッターを押す行為は自分自身の表現などではなく、写真が自らの力でこの世に出現してくるきっかけを作るだけだと思っていますが(詳しくはこちら)、それでも、創造的なプロセスに関与できるのは、とても嬉しい限りです。
<ネット社会について>
上に挙げた『ボランティア』のなかで、金子郁容は情報には「静的情報」と「動的情報」の2種類があると言っています。長くなりますが、そのまま引用すると、
———————————————–
 静的情報の考え方に準拠すれば、情報は、どこかから手に入れてくるものであり、それには、対価を支払うなどのコストがかかることになる。したがって、手に入れた情報はなるべく人に見えないように隠し、情報を独占することが重要であるということになる。
<中略>
静的情報は、既存の枠組みの中で、効率的にことを処理するのには寄与する。しかし、既存の枠組みを変化させる力にはならない。
 それに対して、情報に関して重要なことは、隠すことではなくて、進んで人に情報を提示し、それに対して、意見を言ってもらい、つまり、人から情報をもらい、相手から提示されたその情報に対して、今度はこちらから自分の考えを提示する……というやりとりの循環プロセスを作り出すことであるというのが、動的情報の考え方だ。情報は蓄えられているだけでは、力を発揮しない。やりとりを交わす過程の中ではじめて、情報に意味がつけられ、価値が発見され、新しい解釈–ものの新たなる理解や、新しいやり方–が生まれてくる。
———————————————–
ネット社会は、まさに動的情報が取り交わされる場所であり、そこから新しい価値がどんどん生み出されてくる場だと思います。私は、インターネットがこんなに普及する前から、これからはここが自分の活動の場になると予感していました。インターネットが持つ潜在的な力は、すでに世の中を大きく変えてきましたが、歴史が変わるような本当に大きな変化が起こるのはこれからだと思います。たぶん、今まで絶対だと信じられていたものが、大きな音を立てて崩れていくことになるでしょう。そして、その先にあるものは、きっと今よりもいい世界だと思っています。
最後に、
Imagine all the people
Living life in peace….

2009年7月20日

                           

アインシュタインの格言

マイミクのほりきちさんの日記を読んで感動しました。
アインシュタインの格言集です。
http://rescomp.stanford.edu/%7Echeshire/EinsteinQuotes.html
http://kuroneko22.cool.ne.jp/einstein.htm
特にすばらしいのが、
“Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school.”
学校で学んだことを一切忘れてしまった時になお残っているもの、それこそ教育だ。
やっぱりアインシュタインは天才です。

原価計算は再び幸運を呼ぶか?

会社で、各商品(サービス)ごとの原価標準を作ってほしいと言われました。原価標準が分かっていれば、この仕事はどれくらい儲かるのかが分かります。
それで、にわか勉強をするために、コクーンタワー地下のブックファーストで、原価計算の入門書を買ってきました。
ほんとうは名著中の名著と言われるこれを買いたかったのですが、たぶん読んでも分からないだろうし、9,450円もするのでやめました。
実は大学のとき、原価計算は「良」で単位を取りました。その試験は必修科目にもかかわらず容赦なく落とす試験で、私の記憶では7割以上の人が「不可」になって、翌年に試験を受け直しました。
どうして、いい成績で通ったかと言うと(もう言っても時効でしょうから)、シャープのPC-1211というプログラマブル電卓に、予想問題の解法をプログラミングして試験に持ち込んだからです。当時は、そんな電卓があるとは知られていなかったので、電卓に関する明示的な規制はありませんでした。
原価計算で二匹目のどじょうを獲れるように、2009年は原価計算を極めていきたいと思っています。
追記:
やっぱり実務に使うには具体例が豊富なほうがいいと思い、『原価計算』(岡本清著)も買いました。
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