うつぐみ

「かしくさやうつぐみどまさる」
500年くらい前に八重山を統治していた西塘が残した遺訓で、「協同一致の精神は、一人の人の知恵に勝る」という意味。現在も、竹富島の人々の基本精神になっているそうです。
個人的感想。

  • 一人の指導者が民衆を導くという統治スタイルは過去の遺物だと思うので、この言葉には大いに共感できる。
  • 「協同一致」によって、一人ひとりの多様性が犠牲になってしまわないか少し心配で、目的への共感・共鳴によって、各人の異なる才能がコラボレートされるようなスタイルが21世紀的。
  • リーダーではなく、コーディネーターの存在が重要。

とまどい・その2(電話番号)

私は高校卒業まで三重県津市にいましたが、当時の電話番号は0592-28-◯◯◯◯でした。でも現在は、059-228-◯◯◯◯です。市外からや携帯からかける場合はいいですが、実家の固定電話から友達の家の電話する場合などはかなりとまどいます。

とまどい・その1(大門の読み)

「大門」を「だいもん」と読むか、「おおもん」と読むかでいつも混乱します。
私の故郷の三重県津市にある繁華街の地名<地図>。 
大門(だいもん)
名古屋市中村区にある地名で、昔は遊郭があった<地図>。 
大門(おおもん)<ただし公式には(だいもん)>
東京都港区にある地名で、増上寺の総門に由来する<地図>。 
大門(だいもん)

節電

休日の昼間に中央線に乗ったら、室内灯がすべて消されていて車内が真っ暗でした。新宿駅に降りたら、小田急線への連絡口にシャッターが降りていました。電力消費量が多くなる夏場になると、もっといろいろな節電対策が実施されるのでしょう。
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戦術・戦略・そして……

プロとアマについて」の記事のコメントを受けて、自分の考え方を整理してみました。
◯戦術
局地的な戦いに勝つための方策。
◯戦略
長期的な戦いに最終的に勝つための企て(含む戦後処理)。
◯より上位の判断
地球あるいは宇宙の一員としての世界観や倫理観に基づいた判断。
 <例>戦わないという選択
<その他の用語について>
◯兵站(logistics)
戦術や戦略を成り立たせるための前提条件あるいはその一部で物流に関するもの。
◯持続可能性(sustainability)
平時における事物の継続性に関する概念で、基本的に戦いとは相容れない。
<最後に>
企業経営や処世術やその他さまざまな事柄が「戦争」に例えられ、戦術や戦略という言葉が多用され、勝つか負けるかが評価の軸になっています。そのことに私たちがほとんど疑問を感じないのは、有史以前から続いている支配者(=収奪者)の「外部に敵を作り出す」というだましの戦略がいかに巧妙であるかを示すものです。