ドラッカー学会から毎年こんな年報が送られてきます。
ピーター・ドラッカー(1909年-2005年)は、オーストリア生まれの経営学者・社会学者で、「マネジメントの発明者」とも呼ばれています。
初めてドラッカーの著書を読んだのは大学3年のときです。「事業の目的は顧客の創造である」という最も重要なポイントについてゼミの教官に質問されて、きちんと答えられなかったことで、かえって深くこの言葉が心に刻まれました。
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追記:日本は、上田惇生さんという「日本におけるドラッカーの分身」が、ドラッカーの思想の全体を把握したうえですばらしい翻訳をしてくれるので、世界中でいちばん恵まれた国だと思います。なにしろドラッカーが「私より私の著作に詳しい」と言ったのですから。
『ドラッカー入門』上田惇生著
ドラッカーの著作とは大学3年のゼミの時間に出会いました。『現代の経営』という本をみんなで輪読したのです。それ以来、ドラッカーの著作は、私の生き方を変えたと言っても過言ではありません。
すべてのドラッカーの著作を日本語に翻訳しているのは、ものつくり大学名誉教授の上田惇生氏です。その上田氏が『ドラッカー入門』という本を出しました。
昨日、丸善本店で行われた出版記念講演に行ってきました。上田氏には、かれこれ5回ほど、うちの雑誌に出てもらいました。久しぶりにお会いした上田氏は、ちゃんと私のことを覚えていてくれました。
ドラッカー学会に入りました
ピーター・F・ドラッカー
世界中の経営者に最も強い影響を与え続けてきた「社会生態学者」。2005年11月11日に95歳で亡くなりました。このドラッカーの思想を継承・発展させることを目的としたドラッカー学会が発足しています。
大学3年のときに彼の名著『現代の経営』を読んだときのことがいまだにはっきりと思い出されます。その本は今でも私の会社の机の中にあります。学会の発足を上田惇生氏(ドラッカーの本はほとんど上田氏が訳しています)からの年賀状で知った私は、さっそく学会に登録しました。