ああ、早くほしいです。
やっぱりフィルム好き。
若い人からこういう発言があるとうれしいです。
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http://ameblo.jp/ieirileo/entry-11455310508.html
フィルム現像
11月23日に白黒フィルム5本を現像しました。
フィルム現像で失敗しないポイントは次の2点だけで、ここを押さえればそんなに難しくありません。
- フィルムをきちんとリールに巻くこと。
- あらかじめ決めておいた液温と時間を正確に守ること。
追記:私は以前からストップウォッチを使っていますが、現像時間は数秒くらいの誤差はぜんぜん問題ないので、キッチンタイマーでOKです。
「篠山紀信展 写真力」
東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている「篠山紀信展 写真力」を見て来た。
「写真力」とは何か?
篠山紀信はイントロダクションの『「写真力」って何?』に分かりやすく書いている。このなかでもとりわけ「だって人知を超えた写真の神様が降りて来なくちゃ、すごい瞬間は立ち現れないんだもの」という部分は、私の写真に対する考え方(→こちら)と通じるところがあって共感できる。
今回の写真展では129点の作品が展示されていた。篠山紀信は「50年間にわたって撮ってきた写真の中から、飛び切り写真力のある写真ばかりをえらんでみたものなんだ」と書いているが、私としては、彼のもっと凄い写真を見たことがあるような気がする。今回の129点のなかで私が「写真力」を感じたのは以下の9点である。
4.三島由紀夫 1969
8.夏目雅子 1982
13.原田美枝子 1977
19.市川新之助(現 海老蔵) 1999
69.中村勘九郎「土蜘」僧智籌実は土蜘の精 2012
90.後藤久美子 1988
104.高岡早紀 1994
106.大相撲 1995
125.前田久美子、前田翔太 仙台市 2011
フィルム現像の道具を整理
「断捨離」ほどではないですが、自分のスペースにあるものを整理整頓しています。もう使わないフィルム現像の道具を処分して、必要なものだけを樹脂製のケース2段にまとめました。
フイルムローダー
学生の頃からずっと、白黒フィルムは100フィート巻を買って自分でパトローネに詰めていましたが、コダックのフィルムはもう使わない方針にしたので(富士には100フィート巻はないので)、このフィルムローダーを使うこともたぶんもうないでしょう。
35mmフルサイズのデジタル一眼
銀塩モノクロで作品づくり、デジカメはあくまでもスナップという位置づけが自分にあったので、デジカメはコンパクトでいいと思ってきました。でも、その考えが少しずつ変わってきて、やっぱりちゃんとした35mmフルサイズのデジタル一眼がほしくなってきました。
ヨドバシの店頭で触ってみて、いちばん感触がいいのはCanonのEOS 5D MarkⅢ。一方、NikonのD800はなぜか操作感がしっくりきません。
ワンランク下のEOS 6DやD600もなかなか魅力的だと思いますが、どうせ買うなら……という気もしています。
また、私の場合、古いNIKKORレンズを4本(うちAiレンズ2本、非Aiレンズ2本)を持っているので、その点からするとNikonのほうがいいのですが、最終的な決め手は道具としての使いやすさですね。
ACROSはなかなかgood!
フィルム現像
先日、貯まっていた未現像のT-MAXを一気に現像しました(→こちら)が、今回はネオパン100ACROSのほうを現像しました。
実は、中学生の頃にネオパンSSはよく現像しましたが、ACROSを現像するのはこれが初めてです。昔のネオパンSSはフィルムベースが濃い青色をしていて諧調性がいいとはとても思えなかったので、ずっとコダックのパナトミックXやプラスX、最近ではT-MAXを使い続けてきました。ところがコダックがあんなこと(→こちら)になる一方、ACROSはフィルムベースが透明に近くになって、粒状性も世界一?というなかなかの評判。ということで、これからはネオパン100ACROSをメインのフィルムに使いたいと思っています。
とにかくACROSは初めて現像するので、とりあえずどうでもいいフィルムで現像時間の見当をつけることにしました。ミクロファイン1:3希釈24℃で8分30秒現像してみると、ちょっと濃いめのネガになりました。それで2回目は7分30秒にしてみると、概ね思っている濃さのネガができました。
久々のフィルム現像
そろそろ作品の在庫がなくなってきたので、重い腰をあげて、まずはT-MAXのほうを現像しましたが……
思ったよりも使える写真が少なかったです。
来週はネオパンACROSのほうを現像します。