<トムヤム激城麺「赤」を味わう>
藤巻激城のトムヤム激城麺には「赤」「黒」「白」の3種類がありますが、初めての人は「赤」を頼まなくてはならないという決まりがあります。なぜなら「赤」が基本の味で、「黒」と「白」はその応用だからです。
1杯3,000円のラーメンなので、それなりのものを期待して来たわけですが、まず、店に入ってから席に着くまでの接客ぶりはその価格にふさわしいものです。まるでホテルのコンシェルジュのような気の配りようです。カウンター席の造りはとても豪華で、椅子も総革張りです。
お目当てのトムヤム激城麺も、視覚的にかなりゴージャスです。
まず、スープを一口飲みました。
「むむう〜っ!これは味のビッグバンやあ〜!!!」
甘さ、酸っぱさ、辛さ、その他諸々の味が一気に押し寄せて来ました。
そして香りがすばらしい!
「五味(甘、辛、鹹、酸、苦)が基本のタイ料理のフルコースを一杯の丼のなかに融合させ、麺料理として美しく彩りました」と書いてあります。
香辛料の効果で血行がよくなったのか、しだいに顔に汗をかきはじめしたが、汗をぬぐう暇もなくどんどん食べ進めました。
わさびと薬味が乗っている小盛りのご飯に、スープをかけてお茶漬けのようにして食べるのですが、これも美味しかったです。あっという間に完食してしまいました。
トムヤンクンが大丈夫な人という限定つきですが、この麺料理は3,000円の値打ちが十分ありました。
食べ終わった頃に御主人が、この紙を渡してくれました。よく、一日に30品目以上食べましょうと言われていますが、このトムヤム激城麺には下の33品目の食材が使われているのだそうです。一口で表現できない複雑で立体的な味は、これらの食材からもたらされるのです。メインテーマは「医食同源」、あくまでも健康のことを考えた食事です。
<トムヤム激城麺にたどり着くまでのハードル>
この絶品メニューにたどりつくまでには、いくつかのハードルがあります。
御主人は、こう話していました。
「今破綻して問題になっているものは、みんな『商人』が考えたものです。
それがおかしくなってきて、これからは『職人』の時代がやってきます。
だから、店の看板のような、『商人』の考えたものはいっさい出していません」
1)2010年までに完全会員制になってしまうので、
一見の人は会員の紹介がないと入店できなくなります。
(私は、一回目の来店なのに、めでたく会員証をもらいました)
2)電話による完全予約制ですが、
電話の話し方がよくないとほんとうに予約を受け付けないそうです。
3)中目黒駅から店にたどり着くまでの道がいちばん高いハードル。
わざと分からない場所に店を出しているとしか思えないような立地。
↓
中目黒駅を出発します。
アクセスマップのページを印刷した紙が頼り。
山手通りから1本細い道に入ります。
これは右に行くべきか?左に行くべきか?
KKRホテル中目黒が見えたら、もうすぐそこです。
最後の三叉路。これを右へ。
やっとたどり着きました。迷いながら来ると、中目黒駅から15分かかります。
看板らしきものはこれだけです。
<食後に写真を鑑賞>
下の階に写真を展示していますと案内されたのが、このスペース。写っている人の生き生きとした表情が素晴らしかったです。
“藤巻激城 トムヤム激城麺” への12件の返信
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あっ・・・(゜0゜;) ここ、先日TVで紹介されてました。
予約できたんですねっ(✿・◡⁻)-☆
( ̄_っ ̄)フムフム なるほどぉー、店主には拘りが有ったんですねぇ!
「医食同源」とはこういう事を言うんでしょう、3千円ってちょっと痛いけど1度訪ねたいです。
何か話をきいていると、究極のラーメンという気がしてきました。
こんなお店があること自体が驚きです。
ストビューで行ってみます^^;;
あー^。。。やっと見つけました。。
プログレ子さん>
次に東京におこしの折はぜひ!
先日TVで紹介してました。レストランで作るラーメン・・・^^
藤巻・・・ポニョ歌ってる人、思いだしちゃった^^;
値打ちがありそうな食材ですね♪
素晴らしいお料理ですね。
ただ、私 ナンプラーが、まるでダメなんです。
ナンプラーは 強かったですか?
いろいろな味が渾然一体になっていたのですが、
ナンプラーも入っていたと思います。
むかしあったなぁ、頑固な店主とか、、、
お水をくれない店主とかいましたね。。。
違った意味で頑固なのかしら?
3000円のラーメンはすごいなー、、、
おいしかったでしょうね、、、
今日(いまさっき)、行ってきました。
ある程度、いろんなブログで予備知識をつけて言ったのですが、それでも「なんじゃこりゃ!?」と思ってしまうヘンな空間でした。
階下の写真にたくさんうつっているおばあちゃんがとても気になりました。
食事ももちろんグッド。