SL春さきどり号を撮るために、内房線の五井駅に行ってきました。
一応、どんな撮影状況にも対応できるように、80〜200mm F4.5、85mm F2.0、24mm F2.8の3本のレンズを持って行きました。
五井駅を降りて養老川の鉄橋に着くと、大勢の人が、私が思っていた方向と逆向きにカメラを構えているではないですか!
なぜかと尋ねると、逆向きにDE10が先頭になって走るのはDL春さきどり号と呼ばれ、みんなそれを撮ろうと待っているのだとのこと。
昔SLがいっぱい走っていた頃は、煙を吐かないディーゼル機関車や、逆向きに走るSLなんてぜんぜん撮る気がしませんでしたが、これも時代の流れと、みんなにならって私も撮ることにしました。
こんな感じにカメラをセットしました。レンズはやはり描写性能重視で単焦点の85mm F2.0にしました。
この土手には、こんなに大勢の人がカメラを構えています。
そして、DE10が牽引するDL春さきどり号がゆっくり現れると、いっせいにシャッターが切られました。撮り終わると、今度は本番のSL春さきどり号の撮影ポイントを決めるために、全員が反対側の川岸に移動しました。
鉄橋を渡っているところを撮ろうとすると逆光になってSLの側面が黒く潰れてしまいそうだったので、線路に対して南東の方向から狙えるポイントを選びました。
画角のなかに架線柱が入らないようにフレーミングを決め、通過する電車で、シャッターを切る位置を確認しながら試し撮りします。
SL春さきどり号が通過するまで、まだ2時間もあるのに、もうこんな感じの臨戦態勢です。
地元の人も見物に集まってきて、まるで花火大会のような賑わいになってきました。
橋の上から撮る人もいます。
通過時間にが近づいてくると、今まで薄曇りだった空から太陽の陽が差してきたので、露出を合わせ直し、最後にもう一度ピントを確かめます。
辺りに汽笛が響き渡りました。どうやら五井駅を発車したようです。そして、踏切の警報が鳴り始めました。期待が脹らむなか、はるか彼方に黒煙が見えてきました。上り勾配でもないので、本来ならそんなに長く煙を吐き続けません。このまま煙を吐き続けてくれ!と思いましたが、心配無用で、サービス精神旺盛な機関士さんは、
真っ黒い煙を撮影ポイントまで吐き続けてくれました。ファインダーの中で、しっかりSLを予定のポイントまで引き寄せて、確実に1枚だけシャターを切りました。
C57を見るのは30年ぶりくらいだったので、まるで昔の恋人に会ったように、とても懐かしかったです。
このフィルムは、21日か22日に現像する予定です。デジタルと違って、すぐにはアップできませんCURURUへアップするのは、今しばらくお待ちください。
おまけ
撮影が終わって、五井駅へと移動する鉄ちゃんたちの後ろ姿です。
カメラ小僧?がいっぱいいるー^^
一枚に命を込めましたね¥^^
SLは迫力があっていいですね。写真、楽しみにしています。
蒸気機関車の爆音が鳴り響く時って
σ(^ェ^lll)こっちのおなかの底まで?響くんですよね♪「ブロロ~~~ンって!」
下記のSLが4月から当地に復活します。
http://granblue.exblog.jp/1086370/
老朽化の為2005年に引退した「あそボーイ」の復活です。
私の高校時代の通学路線なので、一度乗ってみたいところです。
SLファンも凄いですね、二重連や三重連が雪の中を走る姿を見ると、興奮で何だか
ぞくぞくしてきます、と言っても実物を見た訳ではないけれどね
カメラマンの数も野鳥に集まるカメラマンと同じで圧倒されるものを感じます
凄い人だね~・・・SL人気は衰えず!ですね、^_^; 写真が楽しみです。
記事を見ているとワクワクしました♪
まるで、TDLのパレードのポジ取りのような光景ですね。
しかも 皆さん 真剣で迫力あります。
いつまでも愛されるSLの魅力って深いですね。
五井の町がこんなに開けた事にΣ( ̄□ ̄ノ)ノビックリィー!
(✿´・∀・)ノ '`ィ その写真が焼けるのを楽しみにしていますねワクワク♪o(・-・✿ )(✿・-・)oワクワク