近代日本を代表する詩人三木 露風は、75歳に交通事故で亡くなるまで、ずっと三鷹に住んでいました。
夕焼け、小焼の、
赤とんぼ、
負われて見たのは、
いつの日か。
山の畑の、
桑の實を、
小籠に摘んだは、
まぼろしか。
十五で姐やは、
嫁に行き、
お里のたよりも、
絶えはてた。
夕焼け、小焼の、
赤とんぼ、
とまっているよ、
竿の先。
ただし、露風がこの詩を書いたのは、北海道函館附近のトラピスト修道院においてだったようです。
“夕焼け小焼けの赤とんぼ” への10件の返信
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日本の歌は哀愁漂いますね?
兵庫県龍野市の生まれで、その龍野市の橋には
「夕焼け小焼け」の音楽が鳴るのがあったと思います。
子供頃はずっと、
赤とんぼを「負われて見たのは」ではなく、
赤とんぼが人間に「追われてみたのは」だと思っていました。
龍野市に行ってみたいです。
先日ラジオから童謡が流れて来て、一緒に聴いてた兄と、これって意味が分らないねぇ~って、云っておりました。
古い歌の歌詞って意外と言葉が難しいです。
昔の童謡には、すごく怖い歌詞のものをあります。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/8361/zasugaku/warabedouyhou.html
夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・
有名な曲ですが、最初作られた歌詞は 夕焼け小焼の山の影・・・
だったと思います。
私も子供の頃から赤とんぼに追われることは無いので、少し変な歌詞
だなと思っておりましたが、ようやく原作がわかり納得しております。
でも歌詞としてのゴロが良いのは現在の歌詞ですね。。。
今の子供たちは、どんな童謡を聴いているのでしょうねえ。
こういう曲を聴いて育ってほしいなあと思います。
私がいつか母になったときは、童謡聴かせますね^^
普段、お年寄り相手なので童謡は意外と身近です。
あと、ぜひ自然に触れさせてあげてください。