自分へのご褒美に買ったMonster Beats Tour by Dr. Dreの第一印象は荒削りな感じであまりよくなかったのですが、帰省中にずっと聴いていたら、だんだんエージングされていい音になってきました。
改めて、Shure SE530とじっくり聴き比べてみました。ただ、価格的にちょっと酷な比較だったかもしれません。
<聴き比べたソース>
一応、圧縮されたAACではなく、CDを聴き比べました。
The Sheffield/XLO Test & Burn-in CD Sheffield Lab
James Newton Howard & Friends Sheffield Lab
Eine Kleine Nachtmusik, KV 525 Mozart PHILIPS
Brahms: Symphony #4 Carlos Kleiber Deutsche Grammophon
The Division Bell Pink Floyd Columbia
歌ぐすい やなわらばー パパイヤれこーど
パラダイス・カフェ 中島みゆき ヤマハミュージック
COZY 山下達郎 ダブリューイーエー・ジャパン
<Shure SE530>
■音の傾向:高音から低音まで余裕で鳴る。尖った部分がなく聴きやすい音。
■分解能:小さな音の楽器もはっきり聴き分けられる。とても正確な音。
■音像の定位:しっかり定位する。
■音場感:オーケストラは、広大な空間にたくさんの楽器が鳴っているスケール感がある。
■ボーカルのニュアンス:きめが細かく、特に女性ボーカルが艶っぽい。
■遮音性:言われているほどよくない。イヤーパッドが合っていないのかもしれない。
■耐久性:ケーブルの皮膜が劣化して剥がれやすく、このクラスのイヤホンとしては失格。
(東急ハンズでシリコンチューブを買ってきて補強・写真参照)
<Monster Beats Tour by Dr. Dre>
■音の傾向:やや硬質な感じだが、力強い音がする。ロック向け。
■分解能:楽器が混然と鳴っている感じがする。
■音像の定位:よい。ドライバーユニットが一つなのがかえっていいのかも。
■音場感:ダイレクトな音がする反面、広がり感は乏しい。
■ボーカルのニュアンス:悪くはないが、「さしすせそ」が少し強めに出る。
■遮音性:耳の奥まですっぽり入って、遮音性が高い。
■耐久性:Duraflexの外皮が丈夫で、本体もヘビューデューティな造り。
“Shure SE530 vs. Monster Beats Tour by Dr. Dre” への4件の返信
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製品によって、違いがあるのは分かりますが、そこまで聞き分けるアルファさんの耳がすごいと思います。
なんか、音楽を楽しんでいるというより、
「音」を聴いているという感じで、
あまり楽しくない聴き方かもしれません。
イヤホンを買ったんですね?
いつもいろんなMac製品を買っていますが、大丈夫なの?
まあ、その代わり衣服にはまったくお金をかけないし、
ラーメン以外の外食はしないし、
上司に誘われた時以外は外で飲まないし……