ラーメン界の若き鬼才中村栄利の麺処中村屋に行ったのは、2007年6月のことでした。その中村がらーめん三四郎という店を神田小川町に出しているというので行ってみました。
塩らーめんの「うしお」、醤油らーめんの「むらさき」、カレーらーめんの「まさら」があります。「うしお」か「むらさき」かでかなり迷いましたが、「むらさき」にしました。カウンターに貼られた説明文には、「色、ツヤ、香りの三拍子そろった再仕込醤油をストレートに使用して、相性抜群のトリガラの魅力を十分引き出しました。ワインをテイスティングするように、少量を口に含んで鼻から通り抜ける香りを感じてください。舌の様々な部分でいろいろな味覚を試していただける『むらさきの達人』です」と書いてあります。
食べてみると、たしかにいままで経験したことのない力強い醤油の味がします。醤油という素材の魅力を十分に引き出した味だと思いました。ストレートな細麺はしっかりとした歯ごたえがあり、チャーシューはスモーク感のある逸品でした。いかにも中村栄利らしいハイレベルなラーメンだと思いました。次はぜひ「うしお」を食べてみたいです。
追記:店員さんが中村屋の代名詞である「天空落とし」をしていましたが、中村栄利以外の人がこのパフィーマンスをやっても迫力が今ひとつです。
“らーめん三四郎 特むらさき” への2件の返信
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ラーメンも美味しそうなんだけど、σ(o^_^o)器にひかれちゃった( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
器もなかなかよかったですよ。