昨日はいい音楽にたくさん触れ合えた日でした。
13:00 「あさみちゆき井の頭公園ストリートライブ」の1時間前に井の頭公園に到着。しかし、すでにこんなにも人が……
あさみちゆきさんは、2001年11月23日から、吉祥寺の井の頭公園でストリートライブを始めました。それがテイチクエンタテインメントの目にとまってスカウトされ、2003年4月プロデビューしました。その後アルバム5枚をリリースし、たくさんの番組で取り上げられるようになりましたが、井の頭公園でのストリートライブはずっと継続し、今回が146回目となりました。あさみさんは「井の頭公園の歌姫」と呼ばれています。
会場に行ってまず感じたことは、ボランティアの人たちが献身的にライブをサポートしていて、その取り組み方が実に気持いいことです。たとえば司会の人が、「初めての人、遠くから来た人、身体が不自由な人はできるだけ前で見れるように常連の人は席を譲ってください」と言うと、ほんとうにみんながそういうふうにしました。
さて、ライブが始まると、私はかなりいいポジションからアップでたくさん写真を撮ることができました。でも、司会の人が、「撮ったビデオや写真はインターネットに投稿しないようにお願いします」と言っていたので、私としても「パブリシティ権としての肖像権」に配慮して、あさみさんの歌っている姿はアップしないことにします。
17:00 新宿の東京厚生年金会館でJunko Yamamoto The 40th Anniversary Concert開演。
久しぶりに心に響くすばらしいコンサートでした。山本潤子さんの歌声は、どこまでも澄んでいて、伸びやかで、圧倒的な声量があります。まさに歌姫のなかの歌姫だと思います。さらにすごいのは、40周年を迎えた今もなお音楽的に進化し続けていることです。最新アルバム「音楽に恋している」は、今の潤子さんにしか作れない新境地を切り開いています。コンサートでは、赤い鳥時代の歌、ハイ・ファイ・セット時代の歌、そして「音楽に恋している」の中の曲を織りまぜてたっぷり聴かせていただきました。自分の半生を淡々と振り返ったMCも印象的でした。そして、ビッグ・サプライズがアンコールにありました。赤い鳥が第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテストでグランプリを取った曲「竹田の子守唄」を歌い終わった直後に、このコンテストで2位だったオフコースの小田和正さんが花束を持ってステージに現れました。潤子さんは何も聞かされていなかったようで、相当びっくりしていました。ちなみに、東京厚生年金会館は、1969年にヤマハ・ライト・ミュージック・コンテストが行われた会場です。潤子さんの原点に触れることができたような気がしました。
P.S.テレビカメラがコンサートを最初から最後まで撮っていました。カメラにはWOWOWと書いてありました。WOWOWが見られないのは残念です。
“歌姫ふたり” への6件の返信
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歌姫の歌を聞く心の余裕が羨ましいです。
私も来年は誰かのコンサートに行きたいなぁ♪
それにしても、席を譲り合えるファンって素敵ですね♪
あさみさんのライブはほのぼのとしていました。
私も、丁度その時間に公園の入り口に居ました。
ボランティアの人がお客さんを案内してましたが、どちらも50過ぎのおじさんおばさんでした。慣れた感じでお茶の会か何かかなという雰囲気でした。
有名な方のコンサートとはしりませんでした。
入り口の、イセヤで串を食べましたが、安くて美味しいですね。
高田渡さんを偲びました。
店員さんは無愛想でしたが。
という事で、予め分かっていたら、赤塚君とは30年ぶりくらいに会えたのにざんねんです。
今度イセヤで飲み会しましょ![ウィンク/]
井上
ぜひぜひイセヤで飲みましょう!
公園店よりも本店のほうが落ち着いて飲めます。
学校教育以外の音楽の入口は『赤い鳥』でした。
山本潤子さん(というか新居潤子さん)の声は、確かに進化し続けていますね。
赤い鳥というバンドは、初期のスタイルもすばらしいですが、
故大村憲司氏、村上秀一氏の加入した第二期もすばらしいものがあります。
『パーティーへおいでよ』『特急列車サザンスペシャル』
今聴いても新しさを感じます。
同感です。数あるグループのなかでも、赤い鳥の音楽性の高さは群を抜いていると思います。