http://mainichi.jp/select/science/news/20100910k0000m040076000c.html
上の記事に関連して、自殺防止の問題だけでなく、精神科の治療全般の問題について、患者の立場からの意見を書きます。
現在の精神科の治療はあまりに薬に頼りすぎているのではないかと感じています。私は8年間薬を飲み続けましたが、薬が効いたという実感はほとんどありませんでした。その一方で、人間関係が改善されると症状が嘘のように消失しました。認知療法や森田療法など、薬を使わず(あるいは薬と併用して)高い効果が期待できる治療法があることを、本で読んで知りました。ところが、我々が受診できる病院やクリニックのほとんどは薬中主体の治療しかしていません。そして、いろいろな人と情報交換するなかで、薬が期待していたほど効かなかったり患者が新しい症状を訴えるたびに薬が増やされて、どんどん多量多剤処方化していく現状が見えてきました。
今一度ゼロベースで見なおして、薬だけに頼らない治療プロトコルを確立すべきだと思います。
“脱薬漬け治療” への8件の返信
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私はフラッシュバックがあるので、
たとえば、ライターの火だけでも
なりますし、爆発事故のニュース
を耳にしただけでもなります。
治療はなかなか難しいようです。
その上、根底には「自死」の川が
流れているので、これの対処も
含めてやっていかねばならないので、
一朝一夕には治らないのが、
現状です。
たぶんそういう症状こそ、薬以外の方法で寛解を目指すのがいいのでしょうねえ。
私も薬だけでは寛解しないと思います。
認知行動療法が必要ですし、親しい友達や恋人や夫婦の信頼関係がありその人の一言で気分が楽になることさえあります。病気や自分の事を理解してくれる人がいると
回復に繋がると思います。
今はそんな人がいなくても今からでも作る事が出来ると思いますね。
その気になれば。。。
家族、恋人、友人、職場でいっしょに仕事をする人など、いろいろな人との関係が病気に与える影響はとても大きいですね。
確かに言えていると思います。
ただ、現在 臨床心理士は国家資格でないため焦っていて、上層部が、ずっと
焦っています。知っている範囲でも、質の悪い人がトップにいますし、実際に
臨床心理士にカウンセリングを受けて病状が悪化したケースが多いのも事実です。世間をしらない学生あがりが、机上の空論を振り回してカウンセリングから逸脱する事が病院で多いせいだと思います。ベテランの臨床経験豊かな看護師が、国家資格の臨床病心理士?こんな名称でしたっけ?を、どんんどん取得していって、患者さんのケアに当たるべきだと思うのですが、国家資格でない臨床心理士会と大きく揉めています。患者さんサイドに立って考えてくれている人達が少ないんだと思います。
臨床心理士は民間資格なのですね。医師にも臨床心理士的なスキルが必要だし、臨床心理士にも一部の医療行為ができる権限が与えられてもいいのではないかと思っています。きっとそのほうが患者にとってプラスのような気がします。
やはり人間関係が改善されると症状が軽くなるのですね。
どんな薬よりも、それが一番効果がありました。