3日の記事で谷山浩子さんの曲を紹介しましたが、彼女の歌を聴くと、小学校低学年の頃の自分を思い出します。今から思うとこの頃の私は、感受性がものすごく強くて、情緒不安定でした。
- テレビのドラマやアニメで主人公がピンチに陥るような場面を見るとひどく動揺してしまった。「巨人の星」で美奈さんが死んでしまう回は見れなかった。あるいは、マグマ大使がボロボロにやられてしまう場面は見れなかった。
- 当時のわが家のトイレ(便所)は、靴に履き変えて庭を歩いて行かなくてはならなかったので、夜暗くなってからは怖くて行けなかった。
- 日が暮れるのがとても心細くて怖くて、外に出たくなかった。
- 秋という季節のイメージに不安を持っていて、NHKの「みんなの歌」で「小さな秋みつけた」を聴いたら、泣き出しそうなくらい暗い気持ちになった。
p.s.
私よりもずっと若い年代の人にとって、「みんなのうた」三大トラウマ曲はこの3つだそうです。歌よりも、毛利厚さんの絵のインパクトが強いのだと思います。
http://osusumedoga.blog.shinobi.jp/Entry/83/
あけましておめでとうございます。
正月はほとんど昼寝をしておりました。
3日の日は、アルファさんと小、中、高と同じだった同級生の女の子(と言っても51歳やねぇ~)と、喫茶店でコーヒーを飲んでました。
私も小学4年まで過ごした田舎の家はトイレが外にあって、下駄を履いて行ってましたから、その恐怖感はわかります・・・・恐い話を聞いた後なんかはなかなか勇気が要りました。
夕方は暗くなると、山姥が出て来てさらわれると脅されていましたから、5時までには何が何でも、必死のパッチで帰って来ていました。
「小さい秋みつけた」は、確かの暗いです。
♪お部屋は北向き 曇りのガラス~♪なんて子供向きの歌詞ではないですな~
「巨人の星」は毎回欠かさず見ていましたね。
美奈さんが死ぬ場面は、小学5年の頃です。
マグマ大使は小学1年です。
小さい頃、臆病な子は頭がいいのです。
それこそ、トイレに行くまでのわずかの距離で、木の枝を見ては物の怪に見えたり、影を見て幽霊に見えたりするのは、それだけ想像力が豊かだからです。
小さい子で臆病でないのは、頭が悪いということです。
と、うちの祖父ちゃんが言うてました。
子供の頃の私は、ほんとに極端に怖がりでした。その反動か、今はかなり心臓に毛がはえてきました。