無線LANも無事繋がり、日常使うのに必要な機能がかなり整ってきました。
使ってみた印象をいくつかあげると、
◯昔のLinuxに比べて格段に敷居が低くなった
「Linuxコマンドガイド」という古い本を本棚の中から取り出して用意しておいたけれど、全部GUIベースで設定できたので、開いて読む機会は一度もありませんでした。インストーラーがとても賢くて、ほとんど迷うことなく設定できました。課題は無線LANの設定ですね。
◯必要なソフトはタダで揃う
とりあえずプレインストールされているソフトで十分
メールソフト:Evolution
ブラウザー:Firefox
オフィス:OpenOffice
あとは、Ubuntuソフトウェアセンターに34,627アイテムが用意されている
私がインストールしたのは、
画像編集ソフト:GIMP
ブラウザー:Chromium
Twitterクライアント:Twitter
facebookクライアント:facebook
FTPクライアント:Filezilla
◯非力なPCだとサクサク動かない
今回Ubuntu 10.10をインストールしたパソコン(Mate MY30V/C-F)は、秋葉原でOS・ドライバーなしをたしか10,000円弱で買ってきたものです。自分でXPとドライバー類をインストールして、少し前まで下の子供が使っていました。Pentium4 3.0GHz、メモリ528MBというスペックですが、Ubuntu 10.10をサクサク動かすにはちょっと非力なようです(いちおうUbuntuのシステム要件はメモリ256MB以上となっていますが……)。この際一台PCを自作して、それにインストールし直そうかという物欲がムラムラと沸いてきました。
◯プリンターの設定は簡単だがドライバーがない場合がある
プリンターはほとんど使わないので設定は後回しにしていましたが、試してみるとネットワークプリンターも一発で認識して、分かりやすいウィザードで設定できます。ただ、Brother MFC-935CDNのドライバーがリストにありませんでした。もちろんブラザーのサイトにもUbuntu用のドライバーなんてありません。リストにあった一番近い型番のドライバーをインストールしてみましたが、動きませんでした。
追記:失礼しました。ブラザーのサポートサイトにLinux用ドライバーがありました。
結局、無線LANの子機もそうでしたが、各種周辺機器のドライバーが簡単に手に入るようにすることが急務だと思いました。