7月20日に、Mac OS X Lionが発売されました。今回の販売方法には、OSのメジャーアップデートとしてはエポックメイキングな点がいくつかあります。Appleの戦略の方向性がはっきり見えた感じがします。
- メディアによる提供はなく、Mac App Storeからのダウンロード販売のみ。
- 新規インストールはできず、Snow Leopardの最新バージョン10.6.8からしかアップデートできない。
- 価格が2,600円と低価格に抑えれている。
さて、私が今使っているMac mini(Eary 2009)はCore 2 Duoなので一応アップデート可能な機種ではありますが、Snow Leopardでさえ動作が遅くてイライラ感が大きいので、Mac mini ServerのほうににLionをインストールすることを目論んでいました(→こちら)。
といっても、上記2.の理由でいきなりLionはインストールできないので、まずSnow Leopardをインストールし、最新10.6.8にアップデートしたうえで、Lionにアップデートしなければなりません。ところが……
どうやら、Mac mini ServerにSnow Leopardをインストールするのは無理っぽいです(→こちら)。もう少し情報を集めてみます。
p.s.
Lionに関することではなくハードウエアに関する件ですが、もう一つ思い切った戦略が読み取れます。
同日に発売になったMac miniには光学ドライブがありません。ノート型ならいざしらずデスクトップ型に光学ドライブがないというのは相当思い切っています。アプリケーションも音楽もすべてダウンロード販売が主流になってきているから、もう光学ドライブは要らないだろうという割り切りです。