最近思うことは、世界中がいよいよ大きな変革期に入ったということです。
いわゆる「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の流れは、アラブ諸国にとどまらずアメリカ合衆国などにも広がっています。これらの運動の直接的な引き金は個々にあると思いますが、その遠因はインターネットの普及だと私は思います。
インターネットはその仕組み自体が、平等で、オープンで、水平的で、相互依存的で、無償で、かつ自由です。インターネットの利用のされ方はさまざまですが、根本的にそういう精神を宿しています。そして、インターネットに関わってきた技術者たちの間にもそのような志向が強く根づいていす。だから、インターネットが広く日常生活のすみずみにまで普及したことによって、人々が、旧来の仕組みがいかに不平等で、閉鎖的で、垂直的で、排他的で、高額で、不自由かということに気づいた(勘づいた)のだと思います。
これから先の10年間には、以前なら予想だにできなかったことが起こるような気がします。
“最近思うこと” への6件の返信
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確かにインターネットの果たした役割は大きいものが有りましたね。
今後もその影響は大きくなる一方だと思います。
インターネットそのものは道具ですが、使い方によってどうにでもなります。
賢い使い方をせねばなりませんねえ。
インターネットは仮想空間だったはずなのに
なにかのはずみでそれが実際空間と間違われ
オフラインとオンラインの区別がつかなくなった人間の
愚かさが問題です。
お金儲けの道具に使おうと思っている人が多いですが、もっと広範な社会インフラとしてインターネットを考えたいです。それから、これからの世の中では、ますます教育の重要性が高まっていると思います。それも、受験のノウハウやテクニックを教えるのではなく、人間やこの世の中の本質とか、物事の考え方を教えるような教育が必要です。
あくまでもリアルな空間がまずありきで、リアルな空間を拡張する道具としてインターネットを捉えたいと思っています。
どうかんです。
年内なのか、3年以内なのか、世界的同時多発的金融恐慌なんてありえますよね。
不平等で、閉鎖的で、垂直的で、排他的
な人類ままだとたちゆかない可能性がたかいでしょうね。
ネットの使い方ももっと進化していくかもですね。でも道具なので間違った使い方をする人もでてくるのも現実でしょうね〜。
来年の今ごろの世界の状況が予測ができないですね〜。うーん
断絶的に変化する不確実は時代だからこそ、一本筋が通ったポリシーを持つことが重要になってくると思います。