東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている「篠山紀信展 写真力」を見て来た。
「写真力」とは何か?
篠山紀信はイントロダクションの『「写真力」って何?』に分かりやすく書いている。このなかでもとりわけ「だって人知を超えた写真の神様が降りて来なくちゃ、すごい瞬間は立ち現れないんだもの」という部分は、私の写真に対する考え方(→こちら)と通じるところがあって共感できる。
今回の写真展では129点の作品が展示されていた。篠山紀信は「50年間にわたって撮ってきた写真の中から、飛び切り写真力のある写真ばかりをえらんでみたものなんだ」と書いているが、私としては、彼のもっと凄い写真を見たことがあるような気がする。今回の129点のなかで私が「写真力」を感じたのは以下の9点である。
4.三島由紀夫 1969
8.夏目雅子 1982
13.原田美枝子 1977
19.市川新之助(現 海老蔵) 1999
69.中村勘九郎「土蜘」僧智籌実は土蜘の精 2012
90.後藤久美子 1988
104.高岡早紀 1994
106.大相撲 1995
125.前田久美子、前田翔太 仙台市 2011
“「篠山紀信展 写真力」” への2件の返信
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写真に迫力があるなぁ~
大きなプリントを見るとさらに迫力を感じますよ。
でも、なかには、無理に大伸ばししすぎていると感じるものもありました。