昔ながらのナポリタンを求めて(その3)

名古屋めしの一つであるイタリアンスパゲッティの発祥の店は、名古屋の車道にあるユキだそうです。ということは、「私が学生時代に食べた懐かしい味はイタリアンスパゲッティだったのか?」と疑問に思ったので、帰省の途中でユキに寄ってきました。
ユキは昭和の雰囲気を色濃く残す喫茶店で、こちらのほうが恐縮するくらい丁寧な接客が印象的でした。
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これが元祖イタリアンスパゲッティ。熱く熱せられた鉄板に乗って出てきて、スパゲッティの下には溶き卵が敷いてあります。赤いソーセージがまず目に入る一方、豚肉やシャキシャキ感があるキャベツがたくさん入っているので、スパゲッティと焼そばが融合したような感じがします。鉄板が熱いので、卵とスパゲッティが部分的に焦げるのも重要な特徴です。量はあまり多くありませんが、少食の私には十分で、満足感のあるスパゲティでした。
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さて、このスパゲティを食べたことで、昔の記憶が少し蘇ってきました。

  1. 私が学生時代に食べたスパゲティは、鉄板に乗っていたが、卵は敷いてなかった。
  2. 熱い鉄板によってスパゲッティが部分的に焦げ、柔らかい部分と焦げて固くなった部分の微妙な食感の違いを楽しんでいた。
  3. 味はオーソドックスなナポリタンだった(今回のユキとは少し違った)。

ということで、懐かしい味を求めてもう少し名古屋の喫茶店を巡ってみようと思いました。ただ、当時私が通った喫茶店は、もうほとんど残っていないのですが……

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