SENNHEISER HD-650

オープンエア型のヘッドフォンといえば、誰もがSENNHEISER HD-650を第一選択にあげるくらい不動の立場を築いてきた名機です。
ところが、HD-800、そしてHD-700と新機種が発売になったために、HD-650は大幅に値下がりしています。しかも、近々生産中止になるような気配も……。といういうことで、自宅用に買ってしまいました。
私が音楽を聴くシーンは電車の中が圧倒的に多いので、音漏れが大きなオープンエア型は選択肢に入りませんでしたが、最近、USB-DACを使うようになって、自宅のMacのiTunesからも聴くことが多くなりました。だから、自宅用にこういうソースを選ばないヘッドフォンが1台ほしかったのです。
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聴いてみた第一印象は、オープンエアならではの広い音場と、とても柔らかい音。解像度はそんなに高い感じがしないけれど、エージングが進めばよくなってくるかも……。外見からも分かるように音漏れが大きくて、居間で聴いていると、何を聴いているか家族に分かってしまう。

フィルム現像

先日、貯まっていた未現像のT-MAXを一気に現像しました(→こちら)が、今回はネオパン100ACROSのほうを現像しました。
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実は、中学生の頃にネオパンSSはよく現像しましたが、ACROSを現像するのはこれが初めてです。昔のネオパンSSはフィルムベースが濃い青色をしていて諧調性がいいとはとても思えなかったので、ずっとコダックのパナトミックXやプラスX、最近ではT-MAXを使い続けてきました。ところがコダックがあんなこと(→こちら)になる一方、ACROSはフィルムベースが透明に近くになって、粒状性も世界一?というなかなかの評判。ということで、これからはネオパン100ACROSをメインのフィルムに使いたいと思っています。
とにかくACROSは初めて現像するので、とりあえずどうでもいいフィルムで現像時間の見当をつけることにしました。ミクロファイン1:3希釈24℃で8分30秒現像してみると、ちょっと濃いめのネガになりました。それで2回目は7分30秒にしてみると、概ね思っている濃さのネガができました。