りおちゃん、お誕生日おめでとうございます!
そして、ニューアルバム「縁唄(えにしうた)~フォークソングとやなわらばー~」の発売が4月8日(水)に決定し(→こちら)、二重におめでとうございます。
「縁唄」は、60年~70年代のフォークソングのカバーアルバムで、次の12曲が収録される予定だそうです。
・悲しくてやりきれない
・あの素晴しい愛をもう一度
・この広い野原いっぱい
・遠い世界に
・秋でもないのに
・恋人もいないのに
・妹
・ささやかなこの人生
・ママはフォークシンガーだった
・青春の影
・雨が空から降れば
・旅の宿
私がフォークソングを聴き始めたのは中学1年(1972年)からです。だから、60年代の曲はリアルタイムに聴いたわけではないのですが、なにせ当時はフォークソングブームで、ギターで弾き語りする先輩を見て、自分もいつかこんなふうになりたいと思ったものです。収録予定の曲について、自分の思い出を書いてみたいと思います。
悲しくてやりきれない(1968年3月21日発売)
歌:ザ・フォーク・クルセダーズ
作詞:サトウハチロー
作曲:加藤和彦
実は、フォークルの曲では「帰って来たヨッパライ」のインパクトがあまりに強かったので、この曲を知ったのはずいぶん後(たぶん大学生)になってからでした。
あの素晴しい愛をもう一度(1971年4月5日発売)
歌:加藤和彦 北山修
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
中学1年になって聴き始めたラジオの深夜放送でこの曲を初めて聴いた時の印象は、「なんて文学的な詩、美しいメロディ、フォークソングってすごいなあ!」でした。北山修が書く詩は、ほんとにずるいと思うくらいキラキラしていました。ところで、りおちゃんが年初に「今年はスリーフィンガーにチャレンジ」というような発言をしていましたが、この曲を展望しての発言だったのではないでしょうか?
この広い野原いっぱい(1967年1月2日発売)
歌:森山良子
作詞: 小薗江圭子
作曲: 森山良子
今でもそうですが、当時から私は鈴を転がすよう綺麗な女性ボーカルが好きでした。特に、森山良子さんと本田路津子さんが大好きでした。森山さんの曲では「愛する人に歌わせないで」が印象深かったです。
遠い世界に(1969年5月8日発売)
歌:五つの赤い風船
作詞:西岡たかし
作曲:西岡たかし
この曲を初めて知ったのは、中学の文化祭で他のクラスが合唱したのを聴いた時だったような記憶があります。ラジオではよくこの曲を聴きましたが、五つの赤い風船が歌っている映像を見たのはYouTubeで、つい最近のことでした。
秋でもないのに(1970年9月1日発売)
歌:本田路津子
作詞:細野敦子
作曲:江波戸憲和
私が生まれて初めて買ったレコードがこの曲でした。当時の私は本田さんの美しい歌声に魅了されていて、テレビやラジオに本田さんが出るとかならず録音していました。ずっと時が流れて、2008年7月5日に西荻地区区民センターホールで開かれた「70年代のミュージックシーンを飾った3人の歌姫」で、本田さんの歌声を初めて生で聴くことができました(→こちら)。
恋人もいないのに(1971年8月5日発売)
歌:シモンズ
作詞:落合武司
作曲:西岡たかし
このメロディーは今でも強く自分の耳に残っているので、当時そうとうヒットしたのだと思います。実は二人のデビュー曲は「あの素晴しい愛をもう一度」になる予定だったのが、作詞・作曲者たちが自ら歌ってしまったので、急遽この曲がデビュー曲になったそうです。
妹(1974年5月20日発売)
歌:かぐや姫
作詞:喜多条忠
作曲:南こうせつ
「神田川」「赤ちょうちん」に続く「四畳半三部作」の第3弾。私にとっては「妹」よりも、友達の家に集まってヘタクソな演奏を録音した「神田川」がいちばん思い出深い曲です。
ささやかなこの人生(1976年6月25日)
歌:風
作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三
風といえばやっぱり「22才の別れ」で、実はこの曲はあまり印象に残っていないのですが……(すみません)。1976年頃は受験勉強で余裕がなかったからかも……。
ママはフォークシンガーだった(?)
歌:長谷川きよし・杉田二郎など
作詞:北山修
作曲:長谷川きよし
すみません。この曲はしりませんでした。
青春の影(1974年6月5日発売)
歌:チューリップ
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
私が中学生の頃、チューリップはほんとに絶頂期でした。「心の旅」は学校の行事で全員で合唱する予定だったのに、事前に歌詞を見た先生からストップがかかったこともありました。「青春の影」はキーが高いので、歌いたいけれどなかなか歌えない曲ですね。
雨が空から降れば(1968年発売?)
歌:六文銭
作詞:別役実
作曲:小室等
フォーク界の長老と言われる小室さんですが、すみません、実はあまり聴いていませんでした。でも、「雨が空から降れば」は私の好きな本田路津子さんもカバーしています。
旅の宿(1972年7月1日発売)
歌:吉田拓郎
作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
「浴衣のきみは〜、色っぽいね〜♪ジャンジャン」と省略してよく歌ったものです。
いろいろ書いてきましたが、「縁唄(えにしうた)」の発売日の4月8日が待ち遠しいです!
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