井上ともやすさんといわさききょうこさんが月2回配信している「どこへ行くフォークソング」の公開収録のライブに行ってきました。今回のスペシャルゲストは、元「古井戸」の加奈崎芳太郎さん。
4月1日にやなわらばーがライブをしたときのサイン入りポスターも貼ってありました。
いわさきさんが歌うと、会場にさわやかな風が吹きわたる感じがします。
いわさきさんが井上さんの声を「げりっとした声」と表現。その声で歌う「武者震い」(いわさきさん作詞・作曲)のカバーがとてもパワフルで臨場感がありました。それから、私の位置からは常富喜雄さんがきちんと写らなくてごめんなさい。
第2部は、いよいよ加奈崎芳太郎さんの登場です。私が中学1年の頃に「古井戸」の「さなえちゃん」が大ヒットしました。自分もよく口ずさんでいたのを覚えています。「さなえちゃん」は自分が最初に知ったフォークソングのなかの一つです。だから、自分にとっては「古井戸」=「さなえちゃん」だったのですが、ずいぶん後になってから「さなえちゃん」以外の「古井戸」の曲を聴き、「さなえちゃん」は「古井戸」の中ではかなり異質な曲であることを知りました。加奈崎芳太郎さんの歌声は、骨太で声量があり、深い情感がこもっていて感動しました。独特のギター奏法もかっこよかったです。重大発表もありました。9月6日、渋谷公会堂で加奈崎芳太郎さんと仲井戸麗市さんが同じステージに立つことが決まったそうです。
加奈崎さんのソロの後は、加奈崎さんを常富さん・井上さん・いわさきさんが囲むかたちのトークコーナーになりました。加奈崎さんと常富さんはともに66才の同い年で、歯に衣を着せぬ暴露的な昔話に花が咲きました。また、井上さんにとっては、加奈崎さんは師匠的な存在なので、終始やっつけられていました。いわさきさんは話を聴いてにこやかに笑っていましたが、ほとんど話に参加しなかったので、最後に加奈崎さんにツッコミを入れられました。
今日は「さなえちゃん」は無しかな……と思っていたのですが、最後に全員でどこフォーバージョンを歌ってくれました。懐かしくて、とてもうれしかったです。
ライブ終了後に、加奈崎さんのアルバム「Kiss of Life」にサインをいただきました。
「どこ行くフォークソング」の新しいオリジナルTシャツ発売開始。
【セットリスト】
(2人で)
1)どこ行くフォークソングのテーマ
2)我が良き友よ
3)黒の舟唄
(いわさききょうこソロ)
4)はじまりの詩
5)アメージンググレース
(2人で)
6)武者震い
(井上ともやすソロ)
7)どこへ行く日本
8)歌ってよフォークダディ<新曲>
(2人で)
9)セントルイス・ブルース(古井戸のカバー)
10)春のからっ風
<第2部>
(加奈崎芳太郎ソロ)
1)My Girl
2)月に腰かけて
3)あぁ無情
4)ミラー
5)タワー
6)さらば東京
(トークコーナー)
(全員で)
7)さなえちゃん<どこフォバージョン>
サポート:常富喜雄(ギター)
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