気持ちのうえではいまだに銀塩写真をメインに据えているつもりなので、デジカメはちゃんとした一眼レフでなくても構わないと、ミラーレスのNEX-7を使ってきました。
でも、D800Eを使い始めると、やっぱり写りがかなり違うので、たとえ重くてもD800Eを常時携行したくなってきました。傑作が撮れるチャンスはいつどこに転がっているか分かりませんから……。
最近めっきり撮影枚数が減ったけれど、F2はちゃんと現役です。念のため。
それにしても、写真の撮りやすさについては、昔と今では隔世の感があります。
学生の頃によく使っていたパナトミックXは感度がISO32しかなく、晴れた日の屋外でなければ手持ち撮影が難しいフィルムでした。雑誌の編集をしていた頃によく使ったリバーサルのRDPⅡはいちおうISO100だったのですが、実効感度はISO64くらいしかありませんでした。粒状性にこだわりたいので、ISO100以上の感度のフィルムを使うのには抵抗があり、白黒フィルムでは、たいていT-MAX100かネオパン100ACROSを使っていました。1本のフィルムを使っている間に感度を変えることはできないので(フィルムを途中で切って増感現像や減感現像をすれば別ですが……)、露出はもっぱらシャッター速度と絞りの組み合わせで決めるものでした。
ところが最近のデジカメは、設定によっては、感度を自動的に上げたり下げたりしてくれます。だから、感度が高くなりすぎないように注意さえすれば、シャッター速度と絞りを最初に決めておいて、感度の調整だけで露出を決めることも可能です。なんとも楽チンな時代になったことか。
しかも、ISO感度がハンパではありません。たとえば、Nikon D800Eでは通常はISO6400、場合によってはISO25600まで感度を上げられます。だから、フィルム時代には絶対に撮れなかったような条件でも、平気で手持ち撮影できてしまいます。ISO32のフィルムで撮っていた時代に比べたら、まさに隔世の感があります。
ここ1年,仕事が忙しくて写真から遠離り気味です。9月末に孫が生まれたので,最近はもっぱらビデオカメラでの撮影です。動画から切り出したスチル写真でも,ウェブやハガキサイズプリントなら問題なしですね。
デジカメは私にとっては,こういう,言わばデジタルの動画からスチルを切り出す道具という感じです。
たーけさん、
お孫さんの誕生、おめでとうございます。
うちの子供は当分結婚しそうにないので、孫を抱けるのはいつのことになるやら……
動画はハンディカムのようなビデオカメラで撮るイメージがありましたが、最近のデジカメの動画撮影性能はすごいようです。実は私はほとんど動画を撮ったことがないのですが……
普段、持ち歩くカメラというのは、永遠の課題だと思います。
D800Eを常時持ち歩くとは・・・・偉い!
私は体力がありませんから、D7000でも大きく重く感じてしまいます。
今は、オリンパスOM-Dが一番多いかなぁ~?
あとは、飲みに出かける時はリコーのGRですね。
VAVIさん、
おそらくNEX-7は常時携行するカメラとしてはかなりいい線をいっているのでしょうね。でも、D800Eで撮った写真と見比べるとかなりの差があるので、それだったらD800Eを常時持ち歩きたくなるのです。画質に対して貪欲なのですね。
明日、発表のニコンDfに興味あり・・・・買うかも?
VAVIさん、
私も大いに関心があります。発表が楽しみです。