11月28日に名古屋のライブハウスJAMMIN’で行われたやなわらばーのWindfall Tour 2015~Acoustic Night~に行ってきました。伊勢正三さんプロデュースのニューアルバムWindfallの発売を記念したライブツアーです。
名古屋のフォーク酒場「Chot BAR 馬車道」のマスターから花が届いていました。
まだツアー半ばで、東京ニッショーホールでのライブが残っているので、ネタばれにならないように注意しながら書きます。ただ、東京のライブは伊勢正三さんも出演されるので、たぶん名古屋とはかなり違う構成になるのではないかと思います。今回の曲の構成は、ニューアルバム「Windfall」から6曲、従来の曲7曲、伊勢さんの作品のカバー2曲とクリスマスメドレー3曲の全18曲でした。サポートは、森正明さん(ギター)と斉藤哲也さん(キーボード)。森正明さんはビリーバンバンのレコーディングやライブなどをサポートしてきたギタリストで、あの名曲「また君に恋してる」の作曲者でもあります。ライブ中も随所で卓越した神業的なギターテクニックを見せてくれました。斉藤哲也さんは最近のやなわらばーのライブではおなじみの人ですが、あがた森魚、坂本美雨、小泉今日子、山下久美子などのレコーディングやライブをサポートしてきた人です。
二人のハーモニーの美しさにますます磨きがかかっていて、まるで透明な宝石の結晶のような感じがしました。特に自分にとっては、伊勢作品の「なごり雪」と「君と歩いた青春」の歌唱が印象深かったです。「なごり雪」は1974年(私が中学3年生の時)にリリースされた曲で、イルカさんのカバーバージョンが大ヒットしました。今まで数え切れないほど「なごり雪」を聴いてきましたが、今回の二人の歌唱が、私にとっての「ベスト・なごり雪」になったのではないかと思っています。「君と歩いた青春」は太田裕美さんがカバーしていて、私はこちらをよく聴いていました(すみません、風の「君と歩いた青春」の音源は持っていません)。太田さんバージョンとはまた違った、情感たっぷりの「君と歩いた青春」だったと思います。この2曲を歌う前のMCで、伊勢さんにプロデュースしてもらうことになった経緯が紹介されました。まだ伊勢さんと面識がない時期にプロデュースを依頼したそうですが、伊勢さんの娘さんのMICHIKAさんが「やなわらばーはこんな曲を歌っている」と伊勢さんに教えてくれたそうです。
「Windfall」の曲のなかでは、「いいんだよ」と「きっと、ずっと」が好きです。「ねごと」の作詞は「石垣優・伊勢正三」ですが、ゆうちゃんによると「実話に基づいている」そうで、ちょっと意味深な感じがしました。
ライブ後は会場近くの「世界の山ちゃん」にやなファミさんが集まってゆんたく。楽しい時間を過ごしました。
「世界の山ちゃん」のスパイシーな手羽先。名古屋は私にとって第二の故郷ですが、実は今まで「世界の山ちゃん」には行ったことがありませんでした。調べてみると、一号店ができたのは昭和56年で、そんなに古くはないのですね。
「Windfall Tour 2015」オフィシャルグッズのなかからWindfall Tour 2015のTシャツ (黒・Mサイズ)。
バックにはギターとYanawaraba Windfall Tour 2015の文字。
12月12日(土)のニッショーホールのライブが楽しみです。
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