周りにいろいろ迷惑をかけていても、本人はまったく気づいていないことがある。天に向けて唾を吐いて、それが自分の顔に落ちてきても、まったく気づかない人がいる。それは多分、そういうことを感じるセンサーが欠如しているか、あるいは故障しているからだと思う。もしそうなら、その人を責めるわけにはいかないような気もする。認知できない事象は、その人にとっては外部要因なのだから。
自分は到底そういう境地には辿り着けないが、相手からどんなひどいことをされても、それがひどいことだという認識が相手にはなく、かつ悪意がないのだったら、それは仕方がないと許容できるだけの度量が必要なのだろう。
その場合でも、もちろん、相手を責めるとは別の方法で、自分を守ることは必要である。
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