子供の頃に見たアニメには必ず「いい者」と「悪者」がいて、それは最初から疑問の余地なく決まっていました。「鉄人28号」の場合は、「善いも悪いもリモコン次第」でしたが、リモコンを使う人が「正義の味方」か「悪魔の手先」かはあらかじめ決まっていました。でも、本当にそうなのでしょうか?
「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」というキャッチコピーに、私はとても共感できます。
話は少し変わって、「4択」とか「5択」といった「択一式」の出題形式は、若い世代に「世の中には必ずたった一つの正解がある」という誤った観念を植え付けてしまう惧れがあって、私は好きになれません。
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