コーセーの化粧品「雪肌精」のポスターで、ガッキーの瞳にカメラマンや扇風機を持ったスタッフの姿が写り込んでいる件が話題になっています。コーセーは雪肌精の公式Twitterで異例の謝罪まで行っています。
新しい雪肌精の広告で、新垣さんの瞳にスタッフの方が写り込んでしまってました。一生懸命やってた結果とは言え、ご不快に思われた皆様に深くお詫びもうしあげます。申し訳ありませんでした。
— 雪肌精 公式(JAPAN) (@kose_sekkisei) 2016年7月15日
被写体の瞳にはけっこういろいろなものが映り込んでしまいますが、雑誌に載せるくらいの大きさの写真ならば、たとえ写り込んでいてもほとんど目立ちません。ただ、今回のように巨大に引き伸ばされると気づく人が出てきます。しかも、人影だけでなく扇風機まで写り込んでいるので、急に現実の世界に引き戻された感じになります。なお、ストロボの光源やパラソルに反射した光はキャッチアイになるので、逆に計算して積極的に瞳に写し込みます。
これから先は私の推測ですが、今回は大きなポスターにすることが予定されていたので、デジタルではなく中判以上のフィルムで撮っているのではないでしょうか。デジタルなら入稿する前にレタッチが行われますが、フィルムだったのでレタッチが行われなかったのかもしれません。あるいは、単なるうっかりか?
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