やなわらばーの東里梨生さんが産休（育休）の間の企画、14
（いしがき)の日の3回目が、1月14日に代官山LOOPで行われました。今回のゲストは、タイナカ彩智さんでした。
タイナカ彩智さんの歌声を聴くのは初めてでしたが、ピアノの弾き方も、歌い方もダイナミックで、クラシック的な要素がたっぷりでした。さすが音楽一家に育った人だけあって、まさに「声楽」という感じでした。
【セットリスト】
１)やわらかな嘘
２)メランコリー
３)Joyful
４)最高の片想い
５)モンシェリー
６)いつもの朝
７)幸せは気分次第?
８)愛しい人へ
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石垣優さんが登場する前に新しいSE（Sound Effect）が流れました。優ちゃんの声を使っていることは分かるのですが、人工的で神秘的な響きでした。HAIOKAさんという人が作ったそうです。優ちゃんの「あ〜」などの生の声と、「ゆくい」と「空をこえて 海をこえて」の一部を逆再生して使っているそうです。春になって梨生ちゃんが復帰したら、一部を梨生ちゃんの声に差し替えて、完成形にするそうです。
今日のライブでは、yozoさんがギターでサポートをしました。優ちゃんが以前に別の人のライブに行った時に、そのギターの音色に聴き惚れて、サポートをお願いしたそうです。実に繊細で柔らかい音色のギターで、優ちゃんが惚れ込んだのがよく分かりました。
約束どおり、未公開の新曲も3曲披露されました。3曲とも、優しくて、穏やかで、ほんのりした気分になれる曲です。歌い方は、Windfallの「きっと、ずっと」のような感じです。
【セットリスト】
石垣優
１)花
２)月
３)あなたのうた（初披露新曲）
４)北風(槇原敬之カバー）
５)キッチン（初披露新曲）
６)そばにいるよ（初披露新曲）
７)かえろう（新曲）
8）ゆくい
サポート:yozo（ギター）
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トークコーナー
これまでの2回と同様に、高橋マシさんが司会的な役割をして話が弾みました。高橋さんと優ちゃんが並んで座ると、優ちゃんの小顔がいっそう引き立って鮮明になります。
やなわらばーとタイナカ彩智さんとの最初の接点は、16年前のキャットミュージックカレッジの校内コンクールで、やなわらばーがデビューのきっかけとなったライブをした時の観客席に、当時まだ高校生だったタイナカサさんが座っていたそうです。その後は、名古屋でのイベントで一緒になったことがあるそうです。
トークコーナーでは、終始、優ちゃんがタイナカさんのことを、「やわらかい」「欠点がない」「アンニョイな雰囲気だ」「詩的だ」などと褒めて、羨ましいと言っていました。でも、タイナカさん本人は、「そう言ってもらえるのはうれしいが、本当はキツイ性格」と話していました。
タイナカさんの歌には夜明けを表現した曲がありますが、これは目覚めの曲ではなく、徹夜明けの曲だそうです。つまり、夜型の生活で、「夜明けを見ないと眠れない」のだそうです。そして、昼までなるのが、だいたいの日課だそうです。
◎会場からの質問
■年末年始は何をしていましたか？
タイナカ）2月に銀座のヤマハホールで行うライブで、他の人のパートのアレンジをしていました。
石垣）腐っていました。寝ながらテレビを観ていました。それから初詣に行って、おみくじを引いたら、大吉が出ました。実は、私は、凶を6回も引いたことがあるのですが……。
■自分を鳥に例えるとすると、どんな鳥ですか？
石垣）スズメですね。ピーチクパーチク喋るから。
タイナカ）ペンギンですね。飛べない。なじめない。何かに憧れている。海から空を眺めているような……。
高橋）すごく詩的ですね！
石垣）スズメとえらい違いですね。
■歌う前にするルーチンはありますか？
タイナカ）私はほんとにルーチン人間です。首回し、肩回し、足回しと、順番にします。動く筋肉を整えるのです。そのまま歌える人がうらやましいです。
石垣）2年くらい前までは、前日から晩ご飯は何時に食べるということを順番にしていました。相方の梨生は「めんどくさいなあ」と言っていました。それを2年くらい前に全部やめました。
■今年の目標は？
タイナカ）あえて目標は立てないで、風のようになりたいです。自分は頑固なので、やわらかくなりたいです。
石垣）梨生が復帰しますが、産んだ後がたいへんだと聞くので、お母さんとしても頑張ってほしいです。やなわらばーとしては、いろんな可能性を考えて、変化を出していきたいです。今までは、怖くて変化を出さないでいましたが、これからは、変化を形にしていきたいと思います。
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