1973年(昭和48年)9月末まで、JR紀勢本線ではフツーに蒸気機関車(SL)が走っていて、当時中学生だった私は平日の学校帰りや日曜日にはSLを追いかけていました。そのなかでもいちばんたくさん写真を撮ったのは阿漕駅でした。SL廃止以降は「煙をはかないもの」に対してあまり撮影意欲がわかなくて、いちおう私は「撮鉄」から卒業しました。
阿漕駅を発車するC57。集煙装置が付いていないC57のフォルムはとても美しくて、「貴婦人」の形容詞がぴったりです。そして旧客を牽いています。
集煙装置が付いたC58。C58はどちらかというと地味な感じのするSLです。
もちろん無人駅で、どちらかというと「バス停」のような感じです
取り壊し前の阿漕駅の駅舎(2014年に撮影)は(→こちら)
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