4月9日はフォークソングの日です。2015年にやなわらばーの発案で日本記念日協会に申請し認定されました(→こちら)。
昨年2016年、フォーライフレコードの本社社屋だった建物(現在は国立音楽院の校舎)で第一回のイベントが行われました。そして第二回の今回は、中央線サブカルチャーの流れを汲むASAGAYA LOFT Aで開催されました。出演者はやなわらばーの石垣優さんと元キマグレンのISEKIさん。MCはわたなべヨシコさん、ナビゲーターはフォーク酒場「落陽」オーナーの四元健一さん、ギターサポートは森正明さん。
ライブ会場とはとても思えない不思議な空間で、通常のライブとは違って、ステージ上のメンバーもお酒を飲みながらイベントが進行しました。最初に会場全体で乾杯をするときに、最前列の席にいたので、石垣さんともグラスを合わせて乾杯することができました(たしか今回が2回目?)。
フォークソングにまつわる楽しいトークと、そしてみんなで懐かしいフォークソング7曲を合唱しました。悲しくてやりきれない(1968年)、翼をください(1971年)、生活の柄(1971年)がリリースされた時にはまだ小学生でしたが、それ以外の曲はリアルタイムで聴いて歌った曲です。合唱の後は、石垣優さんが「ママはフォークシンガーだった」をしっとりと歌いました。この曲は、作詞・きたやまおさむ、作曲・長谷川きよし、元々は杉田二郎さんなどの京都系のフォークシンガーが歌い継いできた曲で、最近では伊勢正三さん・太田裕美さん・大野真澄さんの「なごみーず」が歌っています。さらにアルバム「縁唄」で、やなわらばーもカバーしています。次はオープンマイクでしたが、3人ともうますぎる。そして、いよいよISEKIさんが登場。ISEKIさんのライブを聴くのは初めてでしたが、声量があって、力強くて、とても綺麗な声です。なによりも、カッコいい!最後は、会場全員で「あの素晴しい愛をもう一度」を合唱して、イベントが終了しました。
イベントの間ずっと(イベント後も)、四元健一さんと森正明さんはハイペースでお酒を飲み、意気投合して楽しく話していました。この楽しい雰囲気が、そのまま楽しい演奏につながっていて、「音楽」の「楽」はまさにこういうことなんだなと感じました。
【セットリスト】
みんなで合唱
・なごり雪
・贈る言葉
・心の旅
・悲しくてやりきれない
・結婚しようよ
・翼をください
・生活の柄
石垣優
・ママはフォークシンガーだった
オープンマイク
・リンゴ
・流星
・落陽
ISEKI
・メロディ
・モンロー・ウォーク
・紺碧の海と真っ青な空の下で(?)
・陽だまり
エンディング・セッション
・あの素晴しい愛をもう一度
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