私は、論理的に因果関係が説明できないことは信じないほうですが、朝の珈琲をドリップする時には、ちょっとした「験担ぎ」をしています。
ドリップの最初の段階で粉の真ん中にお湯を置くように注いでいくと、毛細管現象によって珈琲色のシミが徐々にペーパーを上っていきます。うまく真ん中に注げなかった場合、まだら模様で薄い色のシミが上っていきます。こういう日の運勢はイマイチのような気がします。逆に、うまく注げると、均一で濃い色のシミが上っていきます。こういう日は何かいいことがありそうな予感がします。
粉全体がお湯を含んだので、これから先は少し多めにお湯を注いで、粉をおまんじゅうのように膨らませていきます。
上の写真は1杯取りの例ですが、2杯以上をドリップする場合は、粉の量が多いので、そんなに神経質にならなくても均一で濃い色のシミが上がっていきます。なお、「イマイチな日」も「いいことがありそうな日」も、珈琲の味はほとんど同じです。
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