1978年のたぶん5月頃、大学の部活の写真部に入部したばかりの私は、先輩の車に乗せてもらって、名古屋市瑞穂区上山町のコメダ珈琲店にお昼を食べに行きました。これが自分にとって「初コメダ」でした。また、この時には、市内の某女子大の写真部の3年生の先輩も3人くらい一緒だったと記憶しています。当時の写真部では、共学・女子大を問わず、それぞれの部室を訪ねることが普通に行われていました。
「初コメダ」で私が注文したのは「たっぷりたまごのピザトースト」でした。これはとてもおいしいのですが、上手に食べるのがとても難しい!パンの間に挟まったたまごの量が半端ではなく、食べている途中にどんどんこぼれ落ちます。さらにとろけるチーズも尾を引いて、お皿の上や口の周りがカオス状態になりました。三重県の田舎から出てきたばかりの私は、年上の女性の前でちょっと恥ずかしい思いをしたのを覚えています。
それ以来ずっとこのメニューは封印していたのですが、思い切って39年ぶりに注文してみました。そして、39年間の経験の積み重ねによってなのか?今回はかなり上手に食べることができました。
ちなみにこのメニューにはフォークがついてきますが、食べ進むうちに、フォークのありがたさがよくわかります。同じ名古屋の「マウンテン」のかき氷も、食べ進むうちに大量の氷がお皿から溢れてテーブルの上に散乱します。こういう大盛り指向は名古屋人気質の表れなのかもしれません。
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