今年は「あまゆーず」が結成されてから15周年にあたります。当時、短大生だった2人はある音楽コンテストの募集記事を見つけてこれに挑戦しました。1年目は予選で敗退しましたが、2年目にみごと優勝。その後、保育士になるためにいったん解散しましたが、すぐに再結成し、保育士と「あまゆーず」の両立時代を経て、音楽活動に専念することになりました。このように歩んできた「あまゆーず」の結成15周年を記念するライブ「15周年だよ！全員集合！ありがとう あまゆーずです」が、あましんアルカイックホール・オクトで行われました。
【第一部】
「あまゆーず」の挨拶ソング「はじまりの合図」から第一部が始まります。「デッシーズ」の４人のサポートによるバンドバージョンの「AITAI」「三日月」と続いた後、あーやんさんが「HAND」を作った経緯を話します。長い語りをみごとに話し切りました。そして、アコースティックバージョンの「HAND」。やはり「HAND」は名曲だと思います。そして「花咲く世界」の後、観客席に降りて「止まったままの時計」を歌いました。まるで路上ライブのようでした。「じゃんけんポン！」「ドンドンマイチャレンジ」の後、「あすなろ保育園」と「うるま保育園」という２つの保育園の園児たちがステージに登ります。そうです。この２つの保育園の園歌をあまゆーずが作ったのです。それぞれの保育園の特徴がうまく表現されていたと思います。そして「ちびっこヒーロー」歌って第一部が終わりました。
【第二部】
第二部から写真撮影OKになりました。まずは尼崎城にちなんだ劇です。なぜ尼崎城かというと、現在復元工事中の尼崎城のイメージソングを「あまゆーず」が歌うことになったからです。曲名は「受け継がれし想ひ」で、ニューアルバム「あまいちご」に収録されています。また、劇中「あまがすき」を歌う場面では、「西山紀代美バトンスクール」による素晴らしいバトンとのコラボもありました。
尼太郎のあーやんさん。
「デッシーズ」の４人も劇に参加しました。唐揚げで「デッシーズ」を誘う尼太郎。
「受け継がれし想ひ」を歌う「あまゆーず」。
黒いちごの魔法が解ける感動のシーン。
劇の後は、あまゆーずが提供した曲のメドレーになりました。提供曲が多いのも「あまゆーず」の特徴です（→こちらを）。「夢を奏えて」では、「TOMOKO KOJIMA CHEER DANCE ACADEMY」のチアリーディングとのコラボがありました。
メドレーの後は「デッシーズ」のサポートによるバンドバージョンで「アクセル」「真夏の太陽」「君がいない」「冒険王」「ハッピースィーツ」と続き、そしてアンコールへ。その途中で、あーやんさんが急にゆーみんさんに「15年間ありがとう」という言い出しました。「え、このタイミングでそんなことを言ったら、ゆーみんさんが泣き出して歌えなくなってしまうじゃない！」と心配になりました。これはあーやんさんの計算ずくの作戦だったと思うのですが（あるいはあまマネさんの指示？）、ゆーみんさんは泣かずに踏みとどまりました。
ゆーみんさん。
あーやんさん。
大きな風船がステージと観客席を舞いました。
全30曲、ステージに立った出演者は約100名という充実のライブでした。
ライブ後にファンクラブ「ひまわりーず」の有志が贈った花の前で。
ニューアルバム「あまいちご」は全12曲を収録。
こんなふうにならなくて、あー、よかった、よかった！
【セットリスト】
1.はじまりの合図
2.AITAI
3.三日月
4.HAND
5.花咲く世界
6.止まったままの時計
7.じゃんけんポン！
8.ドンドンマイチャレンジ
9.あすなろ保育園 園歌（あすなろ保育園の子供たちとのコラボ）
10.うるま保育園 園歌（うるま保育園の子供たちとのコラボ）
11.ちびっこヒーロー
【劇】
12.受け継がれし想ひ
13.ゆーみん家の唐揚げ
14.あまがすき（西山紀代美バトンスクールとのコラボ）
【メドレー】
15.夢を奏えて（TOMOKO KOJIMA CHEER DANCE ACADEMYとのコラボ）
16.元気おおさか
17.守ろう みんなの笑顔
18.タクシーに乗ろう
19.ほら、つながった
20.走れタカダイ
21.一人ひとりの大切な命
22.アクセル
23.真夏の太陽
24.君がいない
25.冒険王
26.ハッピースィーツ
アンコール
28.心のひまわり
29.ソレソレ祭り
30.いい湯だな
コメント