9月26日(火)にAppleの次期macOS High Sierraがリリースされます。今回のアップデートの最大の変更点は、ファイルシステムが「HFS+」から「Apple File System(APFS)」に変わることです。新しいファイルシステムは、従来のHDDではなく、Flash StorageやSSDを前提としたもので、Appleにとっては20年ぶりのファイルシステムの変更となります。
このようにシステムの根幹に関わるメジューアップデートなので、アップデート中にイレギュラーな事態が発生しても復旧できるように、アップデートする直前にTimeMachineで最新のバックアップを取っておくことが肝要です。
また、ドライバーの未対応などで動かなくハードウエアがないか調べておくことも重要です。以前、Yosemite → El Capitanのアップデートの時にはHappy Hacking Keyboard JPで日本語入力ができなくなったし(→こちら)、El Capitan → Sierraのアップデートの時にはFostex HP-A4が認識されなくなりました(→こちら)。いずれもドライバーが新OSに未対応だったためです。
さて、Happy Hacking Keyboardのサイトを見ると特に注意のアナウンスはないので、Sierra → Hige Sierraは問題ないのかもしれません。まあ、純正のApple Magic Keyboardも持っているので、いざという時はそちらを流用すれば急場をしのげます。また、Fostex HP-A4のサイトにも特にアナウンスはないので、今回は問題ないのかもしれません。これもUSBではなく光デジタル出力ポートで繋げば認識されることがわかっているので、まあなんとかなるでしょう。他のハードウエアで何か不具合が起きるかもしれませんが、私は意外とソフトウエアのアップデートではリスクテイク派(スリルを楽しむ派)なので、アップデートしてみてから考えることにします。
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