阿佐ヶ谷にあるミニシアター「ユジク阿佐ヶ谷」で、沖縄本島の辺野古・大浦湾に生息するジュゴンのドキュメンタリー映画「ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき」を観てきました。「ZAN(ザン)」は沖縄の方言でジュゴンのことです。でも、絶滅の危機に瀕してジュゴンが人々の前に姿を見せなくなったために、この言葉はほとんど使われなくなってしまったそうです。
私は、2015年11月に辺野古と大浦湾を訪れたことがあり(→こちら)、映画を観ているとその時の記憶が鮮明に蘇りました。こんな多様性に富んで美しい海を埋め立てによって破壊してはいけないと思います。また、「Opinion」のカテゴリにたびたび書いているように、基地や兵器に対する私の基本的な考えは以下の通りです。
・人と人が殺し合ってはならない。
・人を殺すための道具を持ってはならない。
・武力に対して武力で対抗してはならない。
・「抑止力」は最も危険な「導火線」である。
沖縄だけでなく、日本から、そして世界中から基地がなくなることを心から願っています。私がこれまでにこのブログで国や戦争について書いてきた文章へのリンクはこちらです。
この映画の音楽は、クリエイターでシンセサイザー奏者のHAIOKAさんが手がけています。そして、やなわらばーの石垣優さんもゲストボーカルとして参加しています。のみならず、石垣さんは映画のなかにも登場し、ジュゴンが津波がやってくることを告げて村人を助けたという言い伝えを紹介しています。下のYoutubeは「ZAN」のサウンドトラックのダイジェストです。
コメント