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ミルの重要性

きちんと焙煎された珈琲豆を使えば、よほど変な抽出をしない限り、おいしい珈琲が飲めるはずです。でも、唯一味に影響すると思われる要因は、ミルで挽いたときの粒度(メッシュ)です。ドリップ、フレンチプレス、エスプレッソマシン、それぞれの抽出方法に向いた粒度があり、粒度が違うとおいしい珈琲を抽出できません。たとえば、ドリップの場合は、グラニュー糖程度の大きさの「中挽き」が適しています。

富士珈機の「みるっこ」のような臼で挽く電動ミルなら目盛りを「中挽き」に設定すればいいのですが、プロペラ式の電動ミルの場合は回転させる秒数によって粒度が大きく変わるので、最適な粒度にするのがなかなか難しいです。また、手廻し式のミルの場合は、軸のネジを回して粒度を調整しますが、この調節がなかなか難しいです。ということで、結論としては、おいしい珈琲を飲むためには、粒度によく注意し、できれば思い切っていいミルを買ったほうがいいと思います。

「みるっこ」で挽いた豆はかなり粒度が揃っています。
挽いた粉の粒度

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