新宿3丁目に「名曲・珈琲 新宿らんぶる」という喫茶店があります(→こちら)。店の存在はかなり前から知っていましたが、「銀座のカフェ・ド・ランブルと紛らわしい名前だなあ」くらいにしか思っていなかったので、いつも店の前を素通りしていました。でも、初めて中に入ってみて、なかなか由緒正しい店だということが分かりました。創業は1950(昭和25)年で、銀座のカフェ・ド・ランブルの1948(昭和23)年にほぼ匹敵する老舗です。「ランブル(L’AMBRE)」は、フランス語で「琥珀」という意味なので、同じ名前の店があってもぜんぜん不思議ではありません。
地下に予想以上の大きな空間があり、この建物は「新宿区地域文化財」に指定されているようです。店名に「名曲」が付くことから分かるように、店内にクラシック音楽が流れています。私が入ったときには、曲名はわかりませんが(汗)、中世ヨーロッパで王様の戴冠式の時に流れるような感じの音楽が流れていました。いかにも昭和の喫茶店風の椅子も座り心地がよくてくつろげます。
「卵とツナサンドセット」950円。パンがちょっと焦げていて見かけはよくないですが、具のボリュームが予想以上に多くて、なかなかおいしかったです。珈琲の味はまあ普通です。
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