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JayBird RUN

ふと気がつくと、こんなものを買ってしまっていました。

JayBird RUN

以前の私は、モバイル環境であっても音質にはこだわるほうで、たとえばケーブルを交換するために1万円以上費やすこともありました。でも精密な聴力検査の結果、自分の耳の性能はあまり良くないことが分かってからは、音質にこだわる熱意が急に薄れてしまいました。ということで、以前なら圧縮された信号を電波で送るなんて以ての外でしたが、今回、あっさりとBluetoothのイヤホンを買ってしまいました。

JayBird RUN

ほぼ同じ価格帯の「JayBird RUN」と「SONY WF-1000X」と、どちらにするか最後まで迷ったのですが、以下の理由から「JayBird RUN」のほうにしました。

  1. 走りながら聴くことを前提にしているので装着性がいいこと(自分は走らないけれど……)
  2. ノイズキャンセリングや外部音の取り込みなどのややこしい機能がなく、シンプルで使いやすそうだと感じたこと
  3. ケースがコンパクトで、デザインもなかなか秀逸なこと

「JayBird RUN」の弱点は、AACやapt-xなどのコーデックに対応しておらず、音質的にイマイチなSBCだけという点です。たしかに家にある有線のイヤホンやヘッドホンと聞き比べると粗が目立ちますが、電車の中で聴くのだったらこれで十分だし、私は動画を観たりゲームをしたりしないので音の遅延も気になりません。それよりもケーブルから解放されるメリットが大きいです。特に、ミニジャックのない最近のiPhoneでは。

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