この記事の続報です。
けっきょくmono300はサポート期間終了で修理してもらえないので、しかたなくライティング機器を買い換えることにしました。mono300を買った25年前はまだデジタルカメラが普及する前だったのに対し、現在では室内での撮影はほぼ100%デジタルカメラになっています。フィルムの実効感度がISO50〜100くらいだったのに対して、最新のデジカメは少しくらい感度を上げてもノイズが目立たなくなりました。また、動画を撮ることも視野に入れると、定常光のほうがいいような気がします。ということで、大光量の大型ストロボの必要性は低下し、クリップオンタイプのストロボや定常光のLEDライトなど、幅広い選択肢が浮上してきています。
いろいろ迷った末に、Yongnuo YN-600 LEDビデオライトを2台買いました。これは、LPLのライトプロVLP-9000XDと同等品のようです。選んだ理由は、(1)大型ストロボに比べて価格がかなり安いこと、(2)定常光なので光の当たり方を見ながら調節できること、(3)2台を1つのリモコンで操作できること、(4)将来動画を撮るときにも使えそうなことなどです。
さっそく試しに2灯で適当な被写体を撮ってみると、さすがに直射では影が強く出てしまうので、トレーシングペーパーなどでディフューズしたほうがいいようです。天井や壁ににバウンスさせるには、ちょっと光量不足か……。
スペクトロマスターC-700で測ると、色温度5469ケルビン、演色率95.7と良質な光です。ただ、絞り込んで撮るためには、もう少し光量があったほうがいいです。
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