Appleが自ら失敗を認めることは稀ですが、Mac Pro(Late 2013)については失敗作だと認めているようです(→こちら)。このMac Proの主な問題点は以下の2点で、特に1.が致命的なようです。
- 3枚の基板を角柱型に収めてひとつの大型ファンで冷却する「ユニファイドサーマルコア設計」を採用しているが、これが熱設計的に失敗で、最新のビデオカードなどに対応できないこと。
- コンパクトなボディゆえにシステムの拡張はすべて外付けになり、ボディ背後がケーブルだらけという醜い状態になってしまうこと。
結局、このMac Proは、2013年12月に発売されてから一度もアップデートされないまま放置され、この間に、動画の編集などで高いスペックを必要とするユーザーは、Windows PCなどに乗り換えてしまったと言われています。
今私が使っているMac Proは、まさにこのLate 2013です。自分の用途には現時点でも十分過ぎる性能ですが、マシンの裏側が周辺機器のケーブルだらけ状態になっていて美しくありません。
【追加】
この記事によると、2019年に設計を一新した新型が出るようです。新型は、パーツ交換が容易なモジュラー形式で、アップグレードしながら長く使い続けられるとのことです。
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